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アクア、全室に鮮度保持機能を持つ冷蔵庫のフラッグシップ

鮮度保持機能を全室に備えた冷蔵庫。写真はAQR-TXA50R

アクアは、鮮度保持力の高さが特徴の冷凍冷蔵庫フラッグシップモデルTXシリーズ2機種を3月7日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は501Lの「AQR-TXA50R」が330,000円、506Lの「AQR-TX51R」が308,000円。

デザイン性も追求し、AQR-TX51Rは、スタイリッシュな「ミラーガラス」と個性的な「石目調ガラス」の表面素材を新たに採用した。AQR-TXA50Rは、指紋がつきにくい特殊な加工を施したフロストガラスを使用している。

AQR-TX51Rでは石目調の質感を表現した「ラスティックホワイト」とミラーガラスを採用した「ダークミラー」を選べる

温度変化を抑える鮮度保持機能をチルドルーム、野菜室、冷凍室に搭載した冷蔵庫。食材の乾燥などを抑えておいしさを長く保ち、食べられる期間が長くなるため食材の廃棄を低減できるという。

チルドルームには「間接冷却チルド」を搭載。冷風で冷やされたアルミパネルからの輻射冷却を利用してチルドルームを恒温化(温度を一定に保つ)。チルドルーム内の温度変化を抑えるほか、食材に直接冷風を当てないことにより乾燥を防ぎ、食材の鮮度を長く保つとしている。TXA50Rの冷蔵室には除菌と脱臭のためのマイクロオゾン除菌も備える。

輻射冷却を利用した「間接冷却チルド」

両機種とも野菜室には半密閉構造を採用。さらに専用の送風口からアルミプレートに冷気を当てることで発生する輻射冷却により、低温・高湿環境を実現。野菜の乾燥や栄養の減少を防いでおいしさを長く保つという。

野菜室の下段エリアは輻射冷却により低温・高湿を実現

冷蔵室の底面は透明になっているため、野菜室を開けることなく、野菜の保管状況がチェック可能。保存スペースには「鮮度保持用ツインLED」ライトを搭載し、トマトなどの実もの野菜の軟化やじゃがいもの発芽を抑制するという。

野菜室が見渡しやすい
じゃがいもの発芽などを抑制

冷凍室には独自の冷凍技術「おいシールド冷凍」を搭載。冷蔵庫の自動霜取り運転時に発生する熱の侵入を防ぎ、冷凍室内の温度変化を抑える。これにより食材を霜つきから守り、冷凍した食材のうまみや食感を損なわず長期間おいしさを保つという。

日々繰り返す冷蔵庫の霜取り運転時に発生する熱の侵入を防ぐ

冷蔵室最上段の奥まで手が届きやすく、キッチンカウンターと面を揃えやすい奥行き667mmの薄型設計を採用。AQR-TXA50Rは天面全体に「ツインパネル照明」を採用。一方AQR-TXA51Rは、新たに背面パネル照明を設置。両モデルとも庫内を明るく照らし食材の見落としを防ぐ。

AQR-TXA50Rにはツインパネル照明、AQR-TXA51Rに背面パネル照明を搭載

AQR-TXA50Rの本体サイズは700×667×1,850mm(幅×奥行き×高さ)。重さは131kg。定格内容積501L。うち冷蔵室が259L、野菜室が102L、冷凍室が上段52L/下段88L。年間消費電力量は276kWh/年。カラーはマットクリアブラック、マットクリアホワイトの2色展開。

AQR-TXA50Rのマットクリアブラック

AQR-TXA51Rの本体サイズは700×667×1,850mm(幅×奥行き×高さ)。重さは126kg。定格内容積506L。うち冷蔵室が264L、野菜室が102L、冷凍室が上段52L/下段88L。年間消費電力量は280kWh/年。カラーはダークミラー、ラスティックホワイトの2色展開。