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深澤直人デザインのアクア冷蔵庫 微凍結で鶏肉を切りやすく
2025年3月18日 14:05
アクア(AQUA)は、プロダクトデザイナーの深澤直人さんがデザインを手掛けた、4ドア冷凍冷蔵庫「TZシリーズ」の2025年モデルを、3月26日から順次発売する。価格はいずれもオープン。ラインナップと市場想定価格は、容量512Lの「AQR‐TZA51R」が363,000円、同512Lの「AQR-TZ51R」が352,000円、同420Lの「AQR-TZA42R」が341,000円、同420Lの「AQR-TZ42R」が330,000円。
-18℃で保存できる冷凍庫は、計6つのボックスに分かれているため、作り置きや買いだめした食材を整理しやすい。
また「AQR-TZA51R」と「AQR-TZA42R」には、食材の表面のみを微凍結することで、鶏肉の皮などを切りやすくしたり、トマトの皮などを剥きやすくする「クッキングアシスト」機能を搭載する。なお、設定時間は15分と30分の2種類で、アシストが終わるとタイマーで知らせる。
いますぐ食べない肉や魚介の新鮮さを保ちたい時に便利な「旬鮮冷凍」機能を搭載する。通常運転時よりも低い温度で冷凍保存するため、ふるさと納税などの食材を長期間冷凍保存するのに適している。
冷凍室内の温度変化を抑えて食材の霜つきや乾燥を防ぐ「おいシールド冷凍」機能を備える。食材から水分が抜けて霜となるのを防ぐとともに、解凍時のドリップも抑えられるため、食品のうまみや食感を損なわず、長期間おいしさをキープする。
空気中の酸素から生成されたオゾンが、冷蔵庫内の浮遊菌と付着菌を除去する「マイクロオゾン除菌」に対応(AQR-TZA51R/AQR-TZA42Rのみ)。臭いのもととなる成分も分解除去するため、食品を安全かつ清潔に保存できる。
そのほか鮮度保持用のLEDライトを、半密閉構造の野菜ルーム(旬鮮野菜ルーム)に搭載する。野菜の光合成促進やエチレンガスの発生などが抑制されることで、糖分増加、軟化・腐敗の抑制、葉物野菜の色鮮やかさが長続きするという。また、じゃがいもなどの発芽も抑制できる。
容量512Lの「AQR-TZA51R」と「AQR-TZ51R」の本体サイズは、830×635×1,850mm(幅×奥行き×高さ)。同420Lの「AQR-TZA42R」と「AQR-TZ42R」は、700×635×1,825mm(同)。重さは118〜137kg。年間消費電力量は、年間267〜293kWh。