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冷蔵庫の奥に「化石」生まれやすい? パナの体験イベント新宿で6日まで

藤本美貴さんがパナソニックの冷蔵庫「コンパクトBIGシリーズ HYタイプ」を体験

パナソニックは、「見て、体験して!冷蔵庫のお悩みからの大脱出展」を東京・新宿高島屋1階JR口特設会場にて7月3日~7月6日の4日間にわたり開催。“冷凍化石”などの悩み解決に向けた提案を行なっている。3人の子育てやテレビなどで奮闘するタレントの藤本美貴さんがオープニングイベントに登場し、ママ目線で冷蔵庫の悩みなどを語った。

冷凍室の奥にしまったまま、いつの間にか存在を忘れてしまった食材を“冷凍化石”と呼び、そうした冷蔵庫にまつわる問題について楽しみながら学べるイベント。自由に入場して体験できる。開催場所は、新宿高島屋1階JR口特設会場(東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目-24-2)。アクセスはJR「新宿駅」新南改札・ミライナタワー改札より徒歩2分。

新宿高島屋1階の外にある特設会場で6日まで開催

日本の住宅は狭くなる傾向、大型冷蔵庫が置けなくても大容量

パナソニックが20代~50代の共働きのファミリー世帯の男女1,200名を対象に行なった調査では、約半数が冷凍室からいつ保存したかもわからない「化石のような食材」が出てきたことがあると回答。化石のようになってしまった食材は約6割の人がそのまま捨ててしまっているという。冷凍化石を生み出してしまう原因として、冷凍室の容量不足や、奥にある食材が見つけづらいことなどがある。

一方で日本の住宅面積は2013年以降、減少傾向にあり、節約のためのまとめ買いに対応する大容量冷蔵庫が置けないケースがあるという。そこで冷蔵庫に食材を常に詰め込み過ぎて、気付くと食材が冷蔵庫のなかで散らかっていたり、食品がすぐ見つからないなどの悩みにもつながりやすい。

パナソニックが4月より発売した冷蔵庫コンパクトBIGシリーズ HYタイプは、大容量ながら設置スペースを抑えたのが特徴。

断熱壁の薄型化や冷却関連部品の小型化などによる新たな薄壁構造を採用。容量551Lの「NR-F55HY2」は従来品と同じ設置寸法でありながら、26Lの大容量化を図り、特に冷凍室においては14Lの大容量化を実現した。

左が9年前のモデル、右が新モデル。設置面積が同じでも容量を拡大
従来品に比べて、これだけ多くの食材を増やせるほど容量をアップ

イベント会場では、実際の一般生活者の冷蔵庫に対する悩みの声や、冷凍室の奥から出てきた冷凍化石の写真とエピソードを展示。大容量で使いやすい冷凍室を実感できるゲームなどを実施。

料理研究家の島本美由紀先生による収納のワンポイントアドバイスを含めた冷蔵庫も展示。楽しみながら日々の冷蔵庫にまつわる悩みを解決に導くヒントを提供するという。

イベント会場では、家庭でできてしまった冷凍化石の例や、解決のポイントなどを紹介
パナソニックのコンパクトBIGの特徴

ミキティも冷蔵庫に悩み

3人の子育てに仕事に忙しい藤本美貴さんも、いつの間にかできてしまいがちな冷凍化石に悩む一人。

一般家庭でできてしまった冷凍化石の一例として、料理やお茶としても使える「とうもろこしのひげ」が長年眠った写真が紹介された。料理やお茶にするなど活用できる食材ではあるものの、いつか使おうと思っているうちに冷凍化石となってしまったようだ。

藤本美貴さんは、この写真に名前を付けてほしいと依頼されると、「トウモロコシのヒゲです!! 何に使うかわすれちゃったじゃん!」とセリフ風のコメントを付けて披露した。

パナソニックのコンパクトBIGは、冷凍化石を生まないための仕組みとして、引き出しをフルオープンして中まで見やすくなっており、上段の棚も深めなため、冷凍食品なども縦置きすれば、見やすく整理できる。藤本さんも、実際にたくさん収納された冷凍食品の中から、目的の品をすぐに見つけることができていた。

冷凍室がフルオープンできて、縦置きした冷凍食品も見つけやすい

まもなく結婚から17年となる藤本美貴さんには、結婚記念日をお祝いするケーキがプレゼントされた。大きなケーキが、コンパクトな冷蔵庫の冷蔵室からでてきたことに驚いていた藤本さんは、この製品を体験して「大きいっていうのが一番うれしいですね」と気に入った様子だった。

大きなケーキが冷蔵庫の中から披露された

「もしも冷蔵庫にこんな機能があったら」という希望については「入れる時にピッていって賞味期限を教えてほしいです。いつも旦那さんに『これ(賞味期限)切れてるよ』って報告されるので、それより冷蔵庫から教えてもらった方が気分もいいかなと思います」と笑顔で語った。

冷蔵庫に、賞味期限を教えてくれる機能が欲しいと語った藤本美貴さん

イベント会場には「容量が足りない」問題からの脱出に向けた展示として、従来品の冷蔵庫と最新冷蔵庫を並べて設置。設置スペースはほぼ同じままどれほど容量アップしているのかを実感できる。

そのほか、指定された食品を冷凍室の中から探し出す体験コンテンツも用意。似たようなパッケージの冷凍食品から目的のものを探すという内容で、縦置き収納の便利さを体験できる。無事見つけた人には、ノベルティ抽選券が配布される。