ぷーこの家電日記
第628回

包丁のお手入れにサビトールがすごかった
2026年7月24日 07:04
梅雨も明けてないのに真夏みたい! と言っていたら、いつの間にか梅雨が明けていた。そして、本気の暑さがやって来たというか、一気に暑くて、東京でも30℃台後半だし、地域によっては40℃超えの酷暑日という、本当に危険な暑さである。
熱中症による搬送者の数も過去最高に到達しているらしく、ちょっと外に出るだけで体の中からアラートが鳴り出す感覚に襲われる。もう過去の経験とか通用しない。自分を過信しすぎず気をつけなければいけないと思う。楽しい夏休みが始まった人も普段と変わらない人も、熱中症や水の事故、本当に気をつけてこれからの長い夏を過ごしてほしいなぁと思う。私もこまめに休憩と水分補給をしながら、真夏の家庭菜園を楽しむ予定だ。
家庭菜園が趣味な私だけど、本当は趣味にしたかった遊びがある。それは釣りである。釣りたての新鮮な魚を食べるなんてとても贅沢だし、昔から釣りバカ日誌の映画が大好きだからだ(笑)。約10年前に船釣りに2回挑戦したけれど、船酔いが酷すぎて酷すぎて、酔い止め薬も効かないし、釣りどころじゃなくてダメだった。気も強いし力も強いけど、どうにも体はそんなに強くない私。特に三半規管は昔から格別に弱く、40代からめまいを伴う病気が発症したくらい。
船がダメなら堤防で釣りだ! と数回チャレンジしてみたけれど、竿はぴくりとも動かず、おもしろさを感じる前に「やっぱり船釣りのほうが楽しそう!」と見切ってしまった。私がダメなら、船酔いなんて無縁な夫が釣りバカになったらいいのに! なぁんて目論んで、夫を乗せたり担いだりしながら何度か釣りに行ってもらったけれど、夫は釣るより食べるほうが好きみたいで、残念ながらハマらなかった(笑)。
結局、ときどき地方卸売市場でその日の気分と、旬に合わせて買って帰ってお魚パーティーをする。それが我が家には最適スタイルだということで落ち着いたのだ。市場に買い出しに行くのは夫担当。朝がかなり弱い私は早起きが苦手だ。早起きが得意でお買い物も大好きな夫が週末の早朝に市場へ行き、魚を買ってきて、そしてその魚を私が捌いて宴会をする。それが我が家のお魚パーティースタイル。
1尾買いは、骨も皮もすべて食べられるのが最高だ。「思いっきり美味しいお魚を食べたい!」という食いしん坊思考で、出刃包丁と柳包丁を買って魚を捌き始めて10数年。腕が上がっているかは謎だけど、家で食べるには何ら困らないレベルでどんな魚も大体簡単に捌けるから、魚は丸ごと買うに限る!
「まぁ、こんな感じだろう」と魚を捌いているものの、いまだに正解が分からないのが包丁のお手入れ。定期的に包丁を研いではいるけれど、「これで合っているんだろうか?」とモヤモヤしている。研いだ後は確かによく切れるようになっているけれど、職人が使うようなピカピカな状態とはほど遠いし、変に反ってしまったりしたらどうしよう。みたいな気持ちが強い。
毎度、研ぎながら「合っているのか?」と思いながら包丁を研いでいる。きちんと研ぎ方を習いにいくべきか? と思いながらも動き出すことはないままだ。そんな私が研いでいる包丁は、使った後も研いだ後もきれいに洗ってしっかり水分を拭き取って保存しているつもりだけど、うっすらサビが生えてしまうし何となく全体的にくすんでいる。何が正解か分からないままやり過ごしてしまった。
そんなときに出会ったのが中京研磨のサビ取り消しゴム「サビトール」である。消しゴム感覚で擦るだけでサビが取れる。価格は600円程度だし、そんなに期待もしないままダメ元で買ってみた。消しゴム感覚といううたい文句だが、砥石みたいな硬さを想像していたら、本当に消しゴムのような質感をしていて驚いた。
たわしで擦るくらいの力でスーッと包丁の上を擦ると「うわぁ!」と思わず声が出るほどに簡単にサビが取れる。サビトール、マジサビトレールでびっくり!!! くすみと思ってた黒ずみも黒サビだったのか!? 元の姿はこんな色だったの!? と驚くほどにきれいになってめちゃくちゃ感動! サビトールすごい! そして、消しゴムと違ってカスも出なければ減ることもない! これは砥石と一緒に保存して大切に使おう。包丁がきれいになるとテンションも上がるしやる気も出る。YouTubeで包丁の研ぎ方を見直し、少しだけ研ぎ方も上達した気がする。
包丁がきれいに研げると、やっぱり魚捌きたくなる! 「久々に市場行かない? (私は行かないけど笑)」と伝えると、夫が「いーねー! 魚パーティー」と、早速市場へ行ってきてくれて、ヒラメ1尾と、私が欲しがっていた激安の豆アジを箱買いしてきてくれた。ヒラメは刺身、昆布締め、ユッケ、皮は唐揚げにしてアラで出汁を取ってヒラメ雑炊とあら汁という、贅沢ヒラメづくし。
そして、豆アジは私の夜中の1人活動のお供。全部で95尾入っていた豆アジをせっせせっせと開いていく。1尾を1分ペースで開いたとしても、1時間半以上かかってしまう。5尾ずつタイムトライアルみたいな感じで、最初は5尾に6分かかっていて「ダメだ! これじゃ遅い!」リトライを繰り返すと、最後のほうでは5尾を4分ペースくらいで開けるようになった。いいぞいいぞー! と自分と時間との戦い。私はこういう根暗な遊びが大好きなのである(笑)。
「もっと早く! もっと行ける!」なんて自分を励ましていたら95尾全部終わって結構な達成感。開いたアジは1晩漬けダレに入れて冷蔵庫で寝かせて、翌朝に干し網へ並べてゴマをつけて干しておく。
1日置いていたら、さすがに真夏。ちょっと干しすぎたなと後悔するくらいにペラッペラのカリッカリの味醂干しができあがり。干しすぎ感は否めないけど、味は悪くない。フライパンで軽く焼いて食べるといいおつまみだ。やっぱり魚活動も楽しい! 包丁がきれいだともっと楽しい! もう少しタイムを更新できそうだし、近々また豆アジトライアルしたいなぁと思いながら、サビトールのおかげで魚捌きブームに火がついた真夏であります。



