ニュース

シャープの太陽光発電が6社の給湯器と連携 蓄電池なくても電気代抑える

他社製の給湯器ともソーラー連携できるように

シャープは、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」において、太陽光発電システムの電気を家電や住設機器の運転に有効活用し、電気代を抑制するソーラー連携の対応機器を、他社製の給湯器にも拡大することを発表した。ソーラー連携の対応機器は、2023年11月に開始したエアコンに続き、第2弾となる。

同連携機能は、独自AIの予測により発電が余る時間帯に給湯器の沸き上げを行なうことで、発電した電気を有効に活用。電力会社から電気を買って行なう夜間の沸き上げ量を減少させることで、給湯器の電気代を抑制するという。

対応機器は、ダイキン工業、コロナ、日立グローバルライフソリューションズ、三菱電機のエコキュートおよび、リンナイ、ノーリツのハイブリッド給湯機。利用料は無料で、1月30日からサービスを開始する。三菱電機のみ2月下旬以降の開始予定。

業界最多の6社の給湯器と太陽光発電が連携する

余剰電力の給湯器での活用において、これまでは蓄電池システムの導入が必須だったが、太陽光発電システムのみの世帯にも対象を拡大し、組み合わせの自由度を大きく高めるとする。