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シャープ、広い屋根向けに高出力の太陽光パネル

設置面積の大きい切妻屋根に適した住宅用太陽電池モジュール

シャープは、設置面積の大きい切妻屋根に適した高出力の住宅用太陽電池モジュールを4月に発売する。サイズの異なる「NU-435PP」と「NU-287PP」の2種類で、価格は順に297,000円、209,000円。

NU-435PP
NU-287PP

軒棟方向(縦方向)の屋根の長さに応じて、短辺の長さが異なる2種類の太陽光パネルを組み合わせて設置できる点が特徴。屋根スペースに無駄なく設置することで、高い搭載容量を実現するという。

短辺の長さが異なる2種類のモジュールを組み合わせることにより、高い搭載容量を実現する

太陽電池セルには「N型高効率セル技術」を採用。「NU-435PP」は、モジュール出力が2023年モデルの「NU-415PP」と比較し約5%アップした。夏場などのモジュール温度が高温になる時期に生じる変換効率低下についても、約12%改善したとする。

「N型高効率セル技術」の採用で、モジュール出力が約5%アップ。変換効率低下についても約12%改善した

「NU-435PP」の本体サイズは1,721×1,133×40mm(幅×奥行き×高さ)。重さは22kg。モジュール変換効率は22.3%。公称最大出力動作電圧は32.91V。公称最大出力動作電流は13.22A。公称開放電圧は39.32V。公称短絡電流は14.08A。

「NU-287PP」の本体サイズは1,721×768×40mm(幅×奥行き×高さ)。重さは15.5kg。モジュール変換効率は21.7%。公称最大出力動作電圧は21.71V。公称最大出力動作電流は13.22A。公称開放電圧は26.21V。公称短絡電流は14.08A。