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シャープ太陽光発電の節電連携、ダイキンやパナなど4社エアコンも対応

「Life Eeeコネクト」(ソーラー家電連携)サービスに対応する機種を大幅に拡大

シャープは、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」において、太陽光発電システムの電気を家電や住設機器の運転に有効活用して電気代を抑制する「Life Eeeコネクト」(ソーラー家電連携)サービスに対応するエアコンおよび給湯器(エコキュート)の対応機種を、大幅に拡大することを発表した。利用料は無料で、9月25日からサービスを開始する。

同社は、これまで個別に制御していた太陽光発電システムと家電を統合制御し、消費電力の多い運転を発電が余る時間帯にシフトすることで、電気代を抑制する「Life Eeeコネクト」サービスを2023年11月に開始。これまでにエアコンや給湯器、冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機と連携して、各家庭での太陽光発電の有効活用を進めてきた。

エアコンは、IoT機器の通信規格「ECHONET Lite」に対応した同社製の過去モデルに加え、ダイキン工業、コロナ、パナソニック、富士通ゼネラルの4社を含む、計521機種に連携機種を拡大。既に設置されているエアコンでも同サービスを利用できる。対応機種は、同社製品サイトに順次掲載する。

また給湯器は、余剰電力の活用機能を向上させるとともに、新たに長府製作所製のエコキュートにも対応。ダイキン工業、コロナ、日立グローバルライフソリューションズ、三菱電機のエコキュートおよび、リンナイ、ノーリツのハイブリッド給湯機を含む7社、計493機種に拡大した。

今後も、対象機種は順次拡大予定としている。