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富士ゼネ、足元にぽかぽか暖気を届ける「ゴク暖」エアコン

ゴク暖ノクリア ZNシリーズ

富士通ゼネラルは、寒冷地仕様の暖房強化型エアコン「ゴク暖ノクリア ZNシリーズ」を10月5日より順次発売する。8畳用「AS-ZN254R」~23畳用「AS-ZN714R2」の6モデルをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35万円~44万円(税別)。

室内機吹出口の「アシストフラップ」を従来よりも大型化。風向角度と風量を最適化して気流を送ることで、足元の体感温度をさらに高めた点を特徴とする。

複眼ふく射センサーを搭載。足元温度を検知し、暖まりが不十分と判断した時は風向きを下方向へ自動で調節する「快適おまかせ気流(足元コントロール)」が進化し、室内が設定温度に達した後も、暖かさを維持しながら足元をしっかり暖め続けるため、床面の冷えが気になる場合に効果的という。

「アシストフラップ」を大型化
設定温度到達後も足元を暖め続ける

大容量コンプレッサーを搭載し、高出力と低出力運転を両立する「ハイブリッドインターリーブ方式」でコンプレッサーを制御。2.8kWモデルでは、外気温2℃時の暖房能力9.4kWを実現し、国内家庭用エアコンにおいて暖房能力がNo.1としている。

霜取り中も暖房運転を継続する「バイパス暖房」を搭載。従来の室外機の場合、霜が付着すると一時的に運転を停止して約4~15分間の除霜運転を行なっていた。ZNシリーズでは、バイパス回路を搭載。室内外に同時に冷媒を流すことで、室外機の霜の量が少ない間に暖房運転を継続しながら、約1~2分で霜取りを実施。外気温と室外機内部の温度を約1秒に1回の間隔できめ細かく確認し、適切なタイミングを判断して運転する。また、霜が多く付着するような環境では室内を前もって強めに暖めておくことで、霜取り運転中の暖かさをキープする「ホットキープ&クイック除霜」を備える。

「バイパス暖房」のイメージ
「ホットキープ&クイック除霜」のイメージ

一時的にパワフルな高温風を吹き出し、部屋を一気に暖める「あったかアップ」機能を用意。外気温-15℃の場合でも、最高約60℃の高温風で足元温度を最高約40℃まで強力に暖めるという。また弱暖房運転で部屋の温度の下がりすぎを抑える「10℃暖房」を搭載。暖房の立ち上がりを早めるため、短時間の外出時や就寝時の使用におすすめとしている。

暖房機能だけでなく、「再熱除湿」「さらさら冷房」により快適な空間を実現する。再熱除湿は「冷やす」と「暖める」を同時に行なうことで、室温の低下を抑えながら湿度を下げる。さらさら冷房では、冷房運転中に設定温度に到達する前に、冷房から再熱除湿制御へと自動で切り替えることで、湿度を抑えて涼しくするという。

清潔機能にも配慮した。室内機内部の風の通り道に防カビ効果のある材料を採用した「防カビ送風路」を搭載。さらに、ウイルスや細菌、アレル物質を抑制する「ウイルカット・フィルター プラス」を採用する。このほか、「フィルター自動おそうじ」機能も備え、清潔性に配慮した。

代表的な清潔機能を手間なく効率的に使うための「まるごとクリーンタイマー」を搭載。1日1回設定した時刻にエアコンの内部状態を監視し、清潔機能(「熱交換器加熱除菌」「カビ抑制タイマー」「フィルター自動おそうじ」)を自動で実施する。

リモコンは、握りやすさや視認性に配慮した「文字BIGスマートリモコン」を付属する。

「文字BIGスマートリモコン」を付属

無線LAN環境がなくてもスマホで操作できるようにする「スマホリモコンモード」も用意。「ノクリアアプリ」をインストールしたスマホと、室内機の無線LANアダプターを接続することで、自宅内でスマホをリモコンのように使える。無線LAN環境がある場合は「クラウド接続モード」で外出先からの操作も可能。

室内機の本体サイズは、798×385×293mm(幅×奥行き×高さ)。

コンパクトサイズの「ゴク暖ノクリア DNシリーズ」も同時発売。6畳用「AS-DN224R」~18畳用「AS-DN564R2」の5モデルをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21万円~27万円(税別)。

室内機の本体サイズは、777×319×250mm(幅×奥行き×高さ)。