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富士ゼネ、コンパクトでもハイパワー暖房の寒冷地向けエアコン

ゴク暖ノクリア「DNシリーズ(2023年モデル)」

富士通ゼネラルは、寒冷地向けエアコン「ゴク暖ノクリア DNシリーズ(2023年モデル)」を10月19日にリリースした。ラインナップは、6畳用「AS-DN223N」、8畳用「AS-DN253N」、10畳用「AS-DN283N2」、14畳用「AS-DN403N2」、18畳用「AS-DN563N2」の5機種。価格はオープンプライス。店頭予想価格は21万円~27万円(税別・工事費別)。

暖房機能を強化した寒冷地仕様の中で、コンパクトさを重視したモデル。

寒冷地仕様としては、暖房運転中に吹き出す風の温度を一時的に上げる「あったかアップ」や、弱い暖房運転をすることで、人がいない間に部屋の温度が下がりすぎるのを抑え、帰宅後や起床時の暖房の立ち上がりを早める「10℃暖房」機能などを搭載。

例えば「あったかアップ」に設定して運転すれば、55℃の高温風を吹き出せる。また運転モードを「ハイパワー」にしつつ「あったかアップ」に設定すると、上位機の「ZNシリーズ(2022年モデル)」と同様に、外気温が-15℃でも、足元の温度を最高40℃まで暖められるという。

室外機には凍結防止ヒーターを内蔵。霜取り時に排水した水分などが凍結しないように、内蔵ヒーターで温める。また、室外機は外気温-25℃でも作動可能。

運転モードを「ハイパワー」にしつつ「あったかアップ」に設定すると、外気温が-15℃でも、足元の温度を最高40℃まで暖められる

清潔性にも配慮し、冷房や除湿時に発生する水滴で、熱交換器の汚れを洗い流す「熱交換器加熱除菌」を搭載。洗い流した水分を利用した湿熱効果で、55℃で加熱しカビ菌・細菌を除菌する。

そのほか、電気集じん方式の空気清浄機能「プラズマ空清」や、室内機のフィルターに抗菌・防カビ加工を施した「ウイルカット・フィルター プラス」を採用。フィルターに付着したウイルスやカビなどを抑制するという。

室内機の本体サイズは777×319×250mm(幅×奥行き×高さ)。

ウイルスやカビを抑制する「ウイルカット・フィルター プラス」を搭載
付属のリモコン