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富士ゼネ、外が寒くても最高60℃でパワフルな「ゴク暖ノクリア」
2022年10月27日 14:05
富士通ゼネラルは、寒冷地仕様の暖房強化型エアコン「ゴク暖ノクリア ZNシリーズ」を11月12日に発売する。8畳用「AS-ZN253N」~23畳用「AS-ZN713N2」の6モデルをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35万円~44万円(税別)。
国内家庭用エアコン(2.8kWクラス)において業界No.1という暖房能力を備えたエアコン。約60℃の温風で足元を暖めるモードなど、さまざまな運転方法で使用シーンに合わせた快適な暖かさを提供するとしている。
大容量コンプレッサーを搭載し、高出力と低出力運転を両立する「ハイブリッドインターリーブ方式」でコンプレッサーを制御。2.8kWモデルでは、外気温2℃時の暖房能力9.4kWを実現し、国内家庭用エアコンにおいて暖房能力がNo.1としている。
霜取り中も暖房運転を継続する「バイパス暖房」機構を搭載。従来の室外機は、霜が付着すると一時的に運転を停止して約4~15分間の除霜運転を行なっていた。ZNシリーズは新たにバイパス回路を搭載し、室内外に同時に冷媒を流すことで、室外機の霜の量が少ない間に暖房運転を継続しながら、約1~2分で霜取りを実施する。また室外機には霜取り時の排水などの凍結を防ぐ「凍結防止ヒーター」を内蔵し、外気温-25℃の過酷な環境下でも運転可能という。
一時的にパワフルな高温風を吹き出し、部屋を一気に暖める「あったかアップ」機能を用意。ハイパワー運転と併用することで、外気温-15℃の場合でも、最高約60℃の高温風で足元温度を最高約40℃まで強力に暖めるという。また弱暖房運転で部屋の温度低下を抑える「10℃暖房」は、暖房の立ち上がりを早めるため、短時間の外出時や就寝時の使用におすすめとしている。
暖房機能だけでなく、「再熱除湿」「さらさら冷房」により快適な空間を実現する。再熱除湿は「冷やす」と「暖める」を同時に行なうことで、室温の低下を抑えながら湿度を下げる。さらさら冷房では、冷房運転中に設定温度に到達する前に、冷房から再熱除湿制御へと自動で切り替えることで、湿度を抑えて涼しくするという。
室内機内部の風の通り道に防カビ効果のある材料を採用した「防カビ送風路」を新搭載したほか、ウイルスや細菌、アレル物質を抑制する「ウイルカット・フィルター プラス」を採用する。また電気集じん方式の空気清浄機能「プラズマ空清」や「熱交換器加熱除菌」、「フィルター自動おそうじ」機能も備え、清潔性に配慮した。
無線LAN環境がなくてもスマホで操作できるようにする「スマホリモコンモード」を搭載。「ノクリアアプリ」をインストールしたスマホと、室内機の無線LANアダプターを接続することで、自宅内でスマホをリモコンのように使える。無線LAN環境がある場合は「クラウド接続モード」で外出先からの操作も可能。
室内機の本体サイズは、798×385×293mm(幅×奥行き×高さ)。