ニュース
日立からカメラ付きIHクッキングヒーター。グリル開けなくても中が見える
2023年9月27日 15:05
日立グローバルライフソリューションズは、天面画面でグリル庫内がラクに見える「グリルカメラ」を搭載したIHクッキングヒーター「火加減マイスター N2500Tシリーズ」と「同 N1500Tシリーズ」それぞれ2モデルを、10月20日に発売する。いずれも3口のIHを搭載し、「N2500Tシリーズ」はオールメタル対応、「N1500Tシリーズ」は鉄とステンレスに対応。ラインナップは、トッププレートが75cmの「HT-N2500KTWF」と「HT-N1500KTWF」、同60cmの「HT-N2500KTF」と「HT-N1500KTF」。価格は470,000円〜520,000円(税別)。
「グリルカメラ」を搭載し、食材を庫内左側面から動画を撮影。庫内の様子が天面の画面に表示されるため、ドアを開けたり、かがんで見なくてもグリル内の様子を確認できる。調理状況を容易に把握できるため、手軽に自分好みの仕上がりにできるとする。
肉または魚(切身・丸身)と野菜をグリル調理用のプレート「ラク旨グリル(波皿」に並べ、味付けをし、メニュー・味付けを選んでスタートしたら、おまかせで焼き上げる「おまかせワンプレ調理」を採用。食材の分量にあった火力と時間をオートで調理するため手間を軽減できるとする。
「皿温度センサー」でプレートの温度上昇を検知することで、材料の分量を推定し、分量に合わせた加熱時間を自動調節。W平面ヒーターによる加熱で焼きムラを抑えて調理する「旨美(うまみ)焼き」に、肉・魚と野菜を一緒に焼く加熱制御を組み合わせ、同時調理に対応する。
食材の組み合わせは自由のため、レパートリーが広がり、ワンプレートで肉や魚と一緒に野菜も焼けるため、洗い物が少なくてすむという。
トッププレート手前中央に5インチの「カラータッチ液晶」を搭載。液晶画面に表示される写真やボタンを見ながら、直感的にラクに操作ができる。
鍋・フライパンに食材と調味料、水を入れ、メニュー・時間などを選んでスタートしたらおまかせで調理する「おまかせ IH」を新採用。「ゆで卵」「簡単パスタ」「簡単煮物」の3メニューを用意する。
グリル調理時のドア外側の温度上昇を抑える「温度低減ドア」を引き続き採用。同社は、このドアの採用により第17回キッズデザイン賞「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」を受賞した。
このほか、献立決めや調理の設定がスマホで簡単に行なえる「日立 IH クッキングヒーターアプリ」にも対応する。
