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東芝エアコン「大清快」レーダーで人を見つけて節電。スマホで電気代わかる

ルームエアコン「大清快 DRシリーズ」

東芝ライフスタイルは、レーダーで人の位置や動きを検知するルームエアコン「大清快 DRシリーズ」を、11月上旬に発売する。適用畳数6畳「RAS-N221DR」~26畳「RAS-N802DR」の9機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は295,000円前後〜438,000円前後。

熱交換器やインバーター回路を中心に設計を見直し省エネ性能を向上させた「大清快」のフラッグシップモデル。「大清快」のコンセプトである快適・清潔・省エネの3つを追求した。

リアルタイムで人の動きを探知して風を吹き分ける「レーダー」機能を搭載するエアコン。

人の位置や動きをリアルタイムで検知する「レーダー」を搭載

節電しながら快適に冷房を使用できる「節電冷房」モードを新搭載。冷房運転時に「節電冷房」モードにすると、高精度の「レーダー」が人の位置を探知する。エアコンから一番近い人に風を当てながら、通常よりもひかえめの冷房運転を行なう。

リモコンに節電冷房などのボタンを装備

一般的に風速1m/秒の風を受けることで、体感温度は1℃前後下がるため、ひかえめの冷房運転で電力消費を抑えられる。「レーダー」で風向をコントロールしながら風を送り続けることによって体感温度を下げられ、節電しながら快適に過ごせるとする。

風を受けることで体感温度は1℃前後下がるため、ひかえめの冷房運転で電力消費を抑えられる

「サーキュレーター」モードを新搭載。運転中に「サーキュレーター」モードをオンにすると、風向ルーバーが互い違いにスイングして風を送り、空気をやさしくかき混ぜながら運転を行なう。

空清運転(空気清浄運転)と「サーキュレーター」モードを併用することで、効率よく空気をきれいにしながら、心地よいゆらぎ風で涼しさも感じられるとする。「サーキュレーター」モードは、冷房運転時や除湿運転時にも使用可能。

スマホ専用アプリ「IoLIFE(アイオーライフ)」に、エアコンの電気代を表示する機能を追加。対応するエアコンを「IoLIFE」に登録すると、過去12カ月分または過去30日分の電気代推移をグラフでチェックできる。

対応するエアコン全ての電気代をまとめて一覧で見られるほか、あらかじめ設定した目標金額を超えるとスマートフォンに通知が届く。

付着したホコリによって菌が繁殖しやすいエアフィルターには、抗菌仕様を採用。さらに油汚れに強いフッ素コーティング加工を施すことによって、エアコンの清潔性を向上させるとする。

エアフィルターを抗菌仕様にした

このほか、UV照射で熱交換器を除菌する清潔機能や、静電気の力でPM2.5までキャッチする「空気清浄」機能を引き続き備える。

室内機の本体サイズは798×386×295mm(幅×奥行き×高さ)。対応室外温度は、冷房時が外気温50℃、暖房時が外気温-15℃。カラーはホワイト。

「レーダー」非搭載の「大清快 DRZシリーズ」

「DRシリーズ」同等の省エネ基準を達成しながら「レーダー」を備えていない「大清快 DRZシリーズ」を新たにラインナップ。発売は12月上旬。適用畳数6畳「RAS-N221DRZ」~23畳「RAS-N712DRZ」の7機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は262,000円前後〜383,000円前後。

抗菌・撥油仕様のエアフィルターを新たに採用したほか、スマートフォン専用アプリに電気代を表示する機能を追加。月々の電気代推移を確認でき、設定した目標金額を超えると通知し、節電意識の高まりに応えるとする。

室内機の本体サイズなど基本仕様は「DRシリーズ」と同じ。「節電冷房」「サーキュレーターモード」には非対応。