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日立、換気専用ユニットを別体で付けられるエアコン「白くまくん」
2022年9月29日 17:21
日立ジョンソンコントロールズ空調は、新・空気清浄機能を搭載したルームエアコン「白くまくん プレミアムXシリーズ」11機種を、11月末に発売する。価格はオープンプライス。
部屋の隅までカビを抑制する、国内唯一の空気清浄機能を搭載したルームエアコン。部屋の浮遊カビを従来以上にパワフルに抑制し、さらに新しい除湿制御を追加することで、カーテンや家具裏の隠れた付着カビも強力&スピード除湿で抑制する「Premium プラズマ空清」を備える。
「Premium プラズマ空清」は従来のエアコン吹き出し口からのイオンを放出する電極に加え、エアコン吸い込み口の4つの電極からプラズマイオンをワイドに放出するプラズマイオン発生器を新搭載。放出されたイオンで空気中の汚れを捕まえ、集塵フィルターの役割も果たす熱交換器が汚れをワイドに捕集することで、浮遊カビ、菌、ウイルスを約2倍のスピードで抑制するという。
捕集した汚れは「凍結洗浄」で自動洗浄し、一年中屋外へ排出。さらに「再熱方式」の除湿により、部屋の湿度を強力にスピーディーに下げることで、風が届かない場所の湿度も下げ、隠れている付着カビも抑制するとしている。
またエアコンと合わせて設置する「プラス換気ユニット」も11月末に発売。オプション型の換気ユニット方式を採り入れることで大風量を実現し、14畳の部屋なら部屋全体分の空気を約70分で排出するという。価格は30,000円前後(税別)。
「プラス換気ユニット」は単独運転のほか、エアコンとの連動運転も可能。連動運転では、人の活動量に応じて換気量を自動調節し、さらに「Premium プラズマ空清」と一緒に使えば部屋の空気をもっとクリーンに。料理のにおいが気になる時、花粉や排気ガスの侵入、防犯やプライバシーの観点から窓を開けたくない等の窓開け換気の様々な悩みを解消するという。なお、換気ユニットの配管は、通常のエアコンと同じ穴(65mm径以上)にまとめられる。
「白くまくん プレミアムXシリーズ」は従来機種から引き続き、熱交換器の油汚れを高温で溶かし、凍結させてホコリや菌、カビを洗い流す「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」、ファンを自動で清掃する「ファンお掃除ロボ」を搭載する。
このほかフィルターや通風路、フラップに、除菌力のある銅合金を採用し、エアコンの風の通り道を清潔に保つ「銅合金ウイルス抑制」機能や、運転中はもちろん運転していない時も一年中エアコン内部のカビを抑制する「カビバスター」機能も引き継がれている。