日立エアコン「白くまくん」は空気中のカビやウイルス抑制、汚れは凍結して屋外へ

RAS-X40R2

日立ジョンソンコントロールズ空調は、空気清浄機能を搭載したルームエアコン｢白くまくん プレミアムXシリーズ」全10機種を、10月末に発売する。冷房能力2.2kWの「RAS-X22R」～同9kWの「RAS-X90R」をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は28万円～43万円前後(税別)。

空気もエアコン内部も清潔に保つルームエアコン。吸い込み口と吹き出し口に設けたプラズマイオン発生器の進化により、イオン放出量が増加し集塵スピードが約2倍にパワーアップした「パワフルPremiumプラズマ空清」を搭載。プラズマイオン発生器から放出されたイオンで空気中の汚れを捕まえ、集塵フィルターの役割を果たす熱交換器全面を使って汚れをワイドに捕集することで、空気中の浮遊カビや菌、ウイルス、花粉などをスピード抑制するという。

捕集した汚れは「凍結洗浄」で洗い流し、一年中屋外へ排出。さらに「再熱方式」の除湿により、部屋の湿度をしっかり下げることで、風が届きにくい場所の湿度も下げ、カーテンや家具裏など部屋の隠れた付着カビも抑制するという。

大量のプラズマイオンと熱交換器で汚れを捕まえる空気清浄

風が届きにくい場所まで除湿してカビを抑制

部屋の気になるニオイを捕まえる「凍結脱臭クリーナー」も搭載。室内機の熱交換器の一部を冷やしてつくる大量の霜が脱臭フィルターの役目を果たし、ニオイや有害物質を捕まえ、霜を溶かして自動で排出するという。

さらに循環させる部屋の空気に、室内機の吸い込み口と吹き出し口からプラズマイオンを放出し、ニオイ成分が霜へ吸着する効果を高める。ペットのトイレ臭や体臭、靴や靴下などの気になるニオイに効果的としている。

凍結脱臭クリーナーを搭載

ニオイのキャッチと排出の仕組み

またエアコン内部には、ファンに付着した油汚れにもアプローチする「ファンお掃除ロボ」を搭載。室内機内部にあるファンは羽根の先端に油分やホコリが付着しやすいため、ファン羽根の先端についた汚れを自動でブラッシングする機能を備えており、さらに新製品はファンの掃除に加熱工程を追加。油分を含んだ汚れもしっかり掃除するという。

進化したファンお掃除ロボを搭載

油分を含んだホコリまでしっかり掃除する

全10機種をラインナップ

ラインナップと店頭予想価格(税別)

RAS-X22R (冷房能力2.2kW)28万円前後
RAS-X25R (冷房能力2.5kW)29万円前後
RAS-X28R (冷房能力2.8kW)30万円前後
RAS-X36R (冷房能力3.6kW)31万円前後
RAS-X40R (冷房能力4kW)33万円前後
RAS-X56R (冷房能力5.6kW)35万円前後
RAS-X63R (冷房能力6.3kW)37万円前後
RAS-X71R (冷房能力7.1kW)39万円前後
RAS-X80R (冷房能力8kW)41万円前後
RAS-X90R (冷房能力9kW)43万円前後