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Anker、小型でも高出力100WのUSB充電器「Anker Prime」

Anker PrimeシリーズのUSB充電器「Anker Prime Wall Charger」

アンカー・ジャパン(Anker)は、新ブランド「Anker Prime(アンカー プライム)」のUSB充電器と電源タップ合わせて4機種を8月2日より順次発売する。価格は8,490円~19,990円。

出力3ポートで小型のGaN(窒化ガリウム)搭載充電器「Anker Prime Wall Charger」2機種と、パワフルな4ポートのデスクトップ型「Anker Prime Desktop Charger」、最新のUSB PD 3.1に対応した電源タップ「Anker Prime Charging Station」を用意する。発売日はデスクトップ型が2023年秋で、それ以外は8月2日。

Anker Primeは、充電器の独自技術「GaNPrime」による高出力&小型化や、効率的な充電、高い安全性などの技術を詰め込んだハイエンドシリーズとして展開。充電器のほかにも、出力状況や残量が分かるディスプレイを備えた超大容量モバイルバッテリー「Anker Prime Power Bank」3機種もラインナップする。モバイルバッテリーは別記事で紹介している。

Anker Primeシリーズ

小型のGaN搭載USB急速充電器

Anker Prime Wall Chargerは、コンセントに直挿しするプラグを備えた小型のUSB充電器。いずれもUSB Type-Cを2ポート、Type-Aを1ポート備える。価格は最大出力67Wモデルが8,490円、100Wモデルが9,990円。

67W出力の「Anker Prime Wall Charger(67W,3ports,GaN)」は、一般的な67W以上の充電器と比べて約50%小型化したというコンパクト設計。出力はUSB Type-Cの単ポートで最大67W、Type-Aが最大22.5W。2ポート利用時は最大65W。3ポート利用時は最大64.5W。

100W出力の「Anker Prime Wall Charger(100W,3ports,GaN)」は、96W以上の一般的なモデルより約45%小型としている。出力はUSB Type-Cの単ポート最大100W、Type-A最大22.5W。2ポートまたは3ポート利用時は最大100W。

両機種とも従来の多重保護システムに加え、過度な温度上昇を防ぐActiveShield 2.0により安全性を高めた。ACプラグは折りたためる。

本体サイズと重量は、67Wモデルが約50×40×39mm、約144g。100Wモデルが約60×42×39mm、約178g。

デスクトップ型の4ポートUSB充電器

「Anker Prime Desktop Charger(240W,4ports,GaN)」は、USB Type-Cを3ポートと、Type-Aを1ポート備えたデスクトップ型のUSB急速充電器。付属スタンドで縦置きできる。出力は単ポート最大140Wで、MacBook Pro(M2,2022)を約2時間で満充電できる。合計最大出力は240W。価格は19,990円。

多重保護システムに加え、ActiveShield 2.0により安全性を向上させている。本体サイズは約34×79×105mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約639g。

4台の機器へ同時に給電できる
スタンドは着脱できる

薄型のACとUSB付き6-in-1電源タップ

「Anker Prime Charging Station(6-in-1,140W)」は、薄さ約18mmのスリムな電源タップ。2ポートのAC出力に加え、USB Type-CとType-Aの出力も各2ポート備え、USB PD 3.1をサポートする。最大140WでMacBook Proにも急速充電できる。価格は14,990円。

Anker Prime Charging Station(6-in-1,140W)

ACの定格電圧は100~125V(50/60Hz)、定格電流は12A、定格電力1,000W。USB Type-Cの単ポート出力は最大140Wで、Type-Aは最大12W。本体サイズは79×162×18mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約460g。

薄さ約18mm
USBを4ポート備える