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Anker、置き場所を忘れてもアプリで“探せる”モバイルバッテリー
2023年8月2日 11:01
アンカー・ジャパン(Anker)は、新ブランド「Anker Prime(アンカー プライム)」の立ち上げを発表した。ディスプレイ付きの大容量モバイルバッテリーやUSB充電器など8機種をラインナップし、うち5機種を8月2日より順次発売する。モバイルバッテリーは3機種で、価格は12,990円～24,990円。
Ankerの充電関連製品は、7月末時点で国内累計販売4,000万台を突破している。新たに立ち上げたAnker Primeは、充電器の独自技術「GanPrime」による高出力&小型化や、効率的な充電、高い安全性などの技術を詰め込んだハイエンドシリーズとして展開する。
新製品のうちモバイルバッテリーは、容量12,000mAhと、20,000mAh、27,650mAhの3モデル。販売中の「Anker 737 Power Bank(PowerCore 24000)」と同じく本体にディスプレイを備え、各ポートの出力や残量などがリアルタイムで分かる。新機能として、別売の専用充電スタンドにのせることでケーブルを使わずに充電できるのも特徴。発売日は12,000mAhモデルが8月28日で8月2日予約開始、20,000mAhが8月2日、27,650mAhが2023年秋ごろ。
ディスプレイで残量など分かるモバイルバッテリー。なくしてもアプリで「探す」
容量12,000mAhでUSB Type-Cを2ポート備えた「Anker Prime Power Bank(12000mAh,130W)」は、小型ながらMacBook Pro 2台へ同時に給電できる。価格は12,990円。
出力はUSB PD対応で各ポート最大65Wの合計最大130W。入力はUSB Type-Cまたは別売充電スタンドでいずれも最大65W。本体サイズは約55×33×135mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約360g。
20,000mAhの「Anker Prime Power Bank(20000mAh,200W)」は、USB Type-Cを2ポート、Type-Aを1ポート備え、3台の機器へ同時に給電できる。価格は19,990円。
出力はUSB Type-Cが最大100W、Type-Aが最大65W。合計最大出力は200W。入力はUSB Type-Cまたは専用充電スタンドから最大100W。本体サイズは約55×50×127mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約540g。
シリーズ最大容量の27,650mAhモデル「Anker Prime Power Bank(27650mAh,250W)」は、スマホアプリと連携するのが特徴。価格は24,990円。
このモデルだけのユニークな機能として、家の中などで置き場所が分からなくなっても、スマホの専用アプリから「探す」機能が利用できる。これはiPhoneの「探す」アプリのような地図表示ではなく、バッテリー本体から音が鳴ることで置いた場所が分かるもの。
アプリではこれ以外にも、バッテリーの残量をスマホで確認できるほか、本体ディスプレイ部分の表示項目カスタマイズや、本体をあと何回充電できるかという寿命の目安を確認する機能などが利用できる予定。将来のファームウェアアップデートによる機能追加も計画している。
出力はUSB Type-C 2ポートが最大140W、Type-A 1ポートが最大65W、合計で最大250W。入力はUSB Type-Cが最大140W、別売充電スタンドが最大100W。
これら3製品で利用できる専用の外付け充電器「Anker Charging Base(100W) for Anker Prime Power Bank」は、ケーブルを介さず上に置くだけでポゴピンの専用端子から充電できるもの。
バッテリーへの出力は最大100W。側面に2ポートのUSB Type-Cや1ポートのType-Aも備える。本体サイズは約85×78×27mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約320g。価格は6,990円。
