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ReFaのドライヤーが40%軽量化。仕上がりのよさはそのまま

ReFa BEAUTECH DRYER SMART(リファビューテック ドライヤースマート)

MTGは美容ブランド「ReFa(リファ)」より、「ReFa BEAUTECH DRYER SMART(リファビューテック ドライヤースマート)」を、全国の美容室サロンにて11月に先行発売する。価格は38,000円。

従来モデル「ReFa BEAUTECH DRYER PRO(リファビューテック ドライヤープロ)」と比べて約40%軽量化し、コンパクトになった新モデル。速乾性や仕上がりのよさはそのままに、使いやすさを向上させた。なお従来モデルは継続販売する。

従来モデル「ReFa BEAUTECH DRYER PRO」(右)と比べてコンパクトで軽量に

小型軽量化にあたり変更したのは、おもにセンサーとモーター。従来は頭皮や髪の温度を直接センシングする対象物センサーを搭載し、温冷風を自動で切り替えることで乾かしすぎ(オーバードライ)を防いでいた。

従来モデルの温度コントロールを研究するなかで、ヘアドライの温度に最も影響を与えるのが環境温度であることに着目し、新モデルではコンパクトな環境温度センサーを採用。センサーで周辺の温度を検知し、環境温度に合わせて温冷風の切り替えを最適化するようプログラムした。

具体的には、頭皮を乾かす「SCALP」モード時は髪表面の温度が50℃以下、毛先を乾かす「MOIST」時は60℃以下になるように、環境温度が高いときは冷風に切り替えるタイミングを早めるほか、温風温度を低くすることで温度が上がりすぎないようにコントロールする。環境温度が低いときには温風温度を高め、長めにドライした後、冷風に切り替える。

センシングを行なわない通常の温風モードでは、髪表面の温度が高くなりすぎてダメージの原因に
従来モデルは頭皮と髪の温度をセンシングして、熱くなりすぎないようにコントロールしていた
環境温度センサーを用いて従来モデルのセンシングを再現できるようプログラミング

モーターは、世界的モーターメーカーの日本電産と共同開発した「HPDモーター」を採用。直径約29mmと小型でありながら、1分間に約10万回転するパワフルさで、風速と風圧が向上した。

左が従来モデルのモーター。右が日本電産と共同開発した新「HPDモーター」
直径約29mmとコンパクトだが、回転数は1分間に約10万回とパワフル

従来機同様、ハイドロイオンを発生させるイオナイザーを搭載する。従来機からの変更点として本体を折り畳めるようにしたほか、電源コードを短くしたことで家庭でも使いやすくなった。

運転モードはSCALP/MOISTのほか、センシングを行なわない通常の温風/冷風を用意。風量は各2段階で調節可能。

本体サイズは約216×49×197mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約475g(電源コード含む)。電源コード長は1.7m。電源はAC100V(50/60Hz)。消費電力は最大約1,150W。セット用ノズルが付属する。本体カラーはホワイトとブラックの2色。

なお、「ReFa BEAUTECH DRYER SMART」と「ReFa BEAUTECH DRYER PRO」の選び方についてたずねたところ、既存モデルのPROは髪や頭皮の温度を直接センシングするため、より繊細な温度コントロールが可能となっていることから、仕上がりの美しさにとことんこだわりたい人はPRO、仕上がりのよさと使い勝手を両立させたい人は新モデルのSMARTがおすすめだという。

ホワイト。折り畳めるようになった