家電ミニレビュー

旅先で髪乾かない問題 ReFaのスリムドライヤーで解決

旅行に持っていきやすいスリムなドライヤー「ReFa BEAUTECH DRYER SMART W」

旅先のホテルや旅館で、ドライヤーの風が弱くて困ったことはありませんか? 髪が長い人だと、乾かすのに15分以上……なんてこともあるかと思います。

自宅で使っているドライヤーを持っていくのもアリですが、なるべく荷物はコンパクトにしたいから悩ましい。そんなときに出会ったのが、ReFaの「ReFa BEAUTECH DRYER SMART W」です。

とってもスリムなので気軽に持ち運べるうえ、AC100~240Vの電圧に対応しており、海外でも使えるんです。これ、旅行にぴったりのドライヤーでは? 早速試してみました。

スリムなのに大風量 仕上がりしっとりで普段使いにも

ReFa BEAUTECH DRYER SMART Wは、本体サイズが約23×4.9×20.9cm(幅×奥行き×高さ)、重さは約520g。そのままでも十分スリムですが、収納時は高さ約11cm程度に折りたためて、スーツケースのすき間に入るほどコンパクトになります。

本体をねじるようにして折りたためばコンパクトになります

操作方法は、ハンドルのスイッチで「HOT/COOL/OFF」の切り替えが可能。本体には2つのボタンがあり、右側の「MODE」ボタンで風量の強弱、左側の「SENSE」ボタンで風温を自動コントロールするセンシングプログラムの設定ができます(SCALP/MOIST/OFF)。

SCALPモードに設定すると、風温をコントロールしながら髪表面の温度を50℃以下に保ちます。頭皮の乾燥を防ぎながら、しっかりと乾かせるモードです。MOISTは60℃以下に保ち、オーバードライにならない温度でしっとりまとまるように仕上げます。

説明書にはまずSCALPモードで頭皮と髪の根元を乾かし、髪の中間から毛先はMOIST、最後に冷風を当てて仕上げるのが基本の使い方として書かれています。ただ、SCALPだと風温が低くなかなか乾かないように感じたので、筆者はセンシングOFFであらかた乾かしたあと、MOISTと冷風で仕上げるといった使い方をしていました。

「HOT/COOL/OFF」を切り替えるハンドルのスイッチ
風量は「強/弱」、センシングプログラムは「SCALP/MOIST/OFF」が選べます

それでも仕上がりは本当にしっとり。たびたびブリーチやカラーをして普段はパサパサ、ドライヤー直後は特に広がってしまうのが悩みなのですが、ReFa BEAUTECH DRYER SMART Wだとしっとりまとまって、髪が落ち着きを見せてくれました。

肝心の風量は、スリムな本体とは裏腹にパワフル。自宅の高機能ドライヤーと同じか、それよりも速く乾く印象です。

実際に中国・上海(電圧220V)へ持っていってみたところ、当たり前ですがまったく問題なし。風量が弱まるといったこともなく、日本と同じように快適に乾かせました。

海外対応でないドライヤーは変圧器が必要だったり、その変圧器がドライヤーに対応していなくて使えなかったりします。その点、本機は変圧器が不要で、ドライヤーを持っていくだけでOK。コンパクトな本体とあいまって、少しでも荷物を減らしたい旅行にぴったりでした(なお、国によってコンセントの形状が異なるため、渡航先に合わせて変換プラグは別途用意する必要があります)。

海外対応で変圧器も必要ないため、荷物を減らしたい旅行時は助かります
上海は日本と同じ形状のコンセントでしたが、変換用プラグが必要な国、地域もあります

旅先でのドライヤー問題。髪が乾かないだけでなく、いつもと違うドライヤーだからパサパサになってしまうこともあると思います。ReFa BEAUTECH DRYER SMART Wならしっとり、文句なしの仕上がりに。何かと忙しい旅行中、朝の身支度もスムーズに行なえました。

価格は40,000円と高級ドライヤーの部類に入ります。髪を乾かすのにまったくストレスがないうえに仕上がりもいいので、旅行専用にするのはもったいないかも。普段使いしつつ、旅行にも持っていくような使い方がよさそうです。

おしゃれなホテルに映えるデザインも素敵
鄭 恵慶