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東芝、髪の毛が絡まりづらい新ヘッドのコードレス掃除機
2022年7月14日 15:30
東芝ライフスタイルは、髪の毛等が絡みにくい新開発ヘッドを搭載した、コードレス掃除機「TORNEO cordless(トルネオコードレス)」4機種を、9月上旬から順次発売する。ラインナップはフィルターレスサイクロン「VC-CLX51」と、重さ1kgのサイクロン掃除機「VC-CLW31」、そのほか「VC-CLW21」と「VC-CLS11」の4モデル。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、82,000円前後、66,000円前後、55,000円前後、50,000円前後。
フィルターレス構造のコードレス掃除機「VC-CLX51」
目詰まりするサイクロン部のプリーツフィルターをなくした 「フィルターレス構造」を採用。「バーティカルトルネードシステム」により、3つの気流が微細なチリや花粉まで99%以上分離し、強い吸引力を持続する。また、カップ内を回っている風の流れを変化させる「トルネードプレス」により、ゴミを約1/4まで強力に圧縮するという。
ダストカップには帯電防止加工が施され、ゴミ捨て時のホコリの舞い上がりや、ダストカップ内のネット部への付着を防ぎ、ゴミ捨てがラクにできるとする。またダストカップは、簡単に分解して丸ごと水洗い可能なので、清潔に使用できるとする。
「からみレス自走ヘッド」を搭載。ブラシ毛のすき間に髪の毛などが入り込むのを抑制するために、ブラシ毛を横糸で編み込んだ「からみレスブラシ」を新開発。髪の毛などがブラシ毛の奥まで入り込むことを防ぎつつ、横糸まで挟まった髪の毛などを「からみレスブラシ」が回転することで振るい落として吸引するため、髪の毛などの回転ブラシへの絡みつきを軽減する。
暗所のゴミを明るく照らす「ピカッとライト」を付属。同ライトは、ヘッドだけでなく、すき間ノズルや丸ブラシにも取り付け可能で、掃除中の床面だけでなくヘッドが入らない狭い場所でも明るく照らす。
本体サイズは228×180×1,070mm(幅×奥行き×高さ)。重さ(本体/延長管/ヘッド/バッテリー含む)は1.5kg。充電時の消費電力は約32W。着脱式リチウムイオンバッテリーを採用。連続運転時間は、標準モードで約35分、おすすめモードで約20分、強モードで約10分。スタンド、ピカッとライトを付属。本体カラーは、ボルドーブラウンとシャイニーシルバーの2色。
重さ1kgを実現した「VC-CLW31」
「VC-CLW31」は、本体のほか延長管とヘッドを合わせた、重さが1kgの軽量タイプのコードレス掃除機。
制御基板の小型化と、モーターやバッテリーなどの配置を最適化。延長管をアルミ素材から、より軽く強度のあるカーボン素材に変更。2月に発売された従来機種「VC-CLS2」との比較で、約200g軽量化。重さ1kgを実現したという。
ヘッドには「からみレス軽量ヘッド」を採用。上位機「VC-CLX51」に搭載される自走ヘッドと同様に、ブラシ毛を横糸で編み込んだ「からみレスブラシ」としている。また、従来機種よりヘッドの吸込み幅を20%拡大し、広範囲を一度に掃除できるようにした。
暗所のゴミを明るく照らす「ピカッとライト」を付属するほか、着脱が簡単なカートリッジバッテリーを新採用。充電する際には本体に装着した状態だけでなくバッテリーを外した状態でも充電できる。さらに、満充電までの時間を約4.5時間から約2.5時間に短縮した。
本体サイズは230×150×993mm(幅×奥行き×高さ)。重さは1kg。充電時の消費電力は約22W。着脱式リチウムイオンバッテリーを採用。連続運転時間は、標準モードで約30分、おすすめモードで約15分、強モードで約8分。スタンド、ピカッとライトを付属。本体カラーは、グランレッドの1色。
そのほか、4モデルの違いは下図の通り。