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パナソニック、次亜塩素酸で衣類を除菌するタテ型洗濯機

縦型洗濯乾燥機「NA-FW10K1」

パナソニックは、「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能に加えて、ニオイの原因菌を除菌できる「次亜除菌」コースを搭載した、縦型洗濯乾燥機「NA-FW10K1」を、6月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は263,000円前後。

たっぷりの泡水で衣類を包み込む「スゴ落ち泡洗浄」と、3枚羽根のパルセーターで全体をしっかり撹拌し洗いムラを抑える「パワフル立体水流」で、繊維の奥の汚れを落とす縦型洗濯乾燥機。洗濯脱水容量は10kgで、乾燥容量は5kg。

新たに搭載した「次亜除菌」コースは、洗剤と専用の錠剤で、タオルや衣類のニオイの原因菌を除菌。約56分で、洗濯と除菌が可能だとする。汗をかいたスポーツウェアやニオイが気になるタオルの洗濯時、または部屋干しする際に適しているという。

同コースの利用時には、別売の同社「次亜除菌コース専用錠剤(20錠入り) N-Z1」または、ライオンケミカルの「ふろ水清浄剤」を、手動洗剤ケースの次亜錠剤投入口に1錠入れる。あとは「次亜除菌」コースに設定して、洗濯をスタートするだけだ。なお、「次亜除菌コース専用錠剤(20錠入り) N-Z1」の価格は495円。

次亜除菌コース専用錠剤を、手動洗剤ケースの次亜錠剤投入口に1錠入れる
パナソニック「次亜除菌コース専用錠剤(20錠入り) N-Z1」

そのほか、洗濯終了をスマートフォンにプッシュ通知したり、自動投入の設定が簡単にできたり、外出先から洗濯開始したりできる「スマホで洗濯」機能を搭載。コース検索や履歴、お手入れ通知などの機能も利用できる。

乾燥機能には、室内に熱気と湿気がこもりにくい「水冷除湿」式を採用。衣類を乾かしながら除菌できるという。

洗濯終了をスマートフォンにプッシュ通知してくれるなどする「スマホで洗濯」機能を搭載

本体サイズは599×664×1,089mm(幅×奥行き×高さ)。重量は51kg。本体カラーは、ホワイト。

洗えない衣類の除菌/消臭ができる大容量モデルも

「次亜除菌」コース非搭載機種も同時に発売。洗濯容量12kgの大容量縦型洗濯乾燥機「NA-FW12V1」と、洗濯中の様子が分かる「クリアウィンドウ」や「ガラストップ」採用の縦型全自動洗濯機「NA-FA8H1」と「NA-FA7H1」を、6月下旬に発売する。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、283,000円前後、143,000円前後、133,000円前後。

縦型洗濯乾燥機「NA-FW12V1」は、温水専用ヒーターで洗剤液を直接温め、お湯の温度をキープして洗う「温水スゴ落ち泡洗浄」を搭載。そのほかスーツやぬいぐるみなど、水洗いできないものを約40分でケアする「除菌/消臭」コースを備えている。

縦型洗濯乾燥機「NA-FW12V1」

縦型全自動洗濯機「NA-FA8H1」と「NA-FA7H1」は、「スゴ落ち泡洗浄」と「パワフル立体水流」を搭載。洗濯・脱水容量は、それぞれ8kg、7kg。