ニュース
シャープ、温つけおきで皮脂汚れを落とす縦型洗濯乾燥機。スマホで予約変更も
2021年7月2日 11:00
シャープは、スマートフォンから予約時間の変更などが行なえる「プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-PW11F」を8月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は262,000円前後。
洗濯/乾燥容量が11kg/6kgの縦型洗濯乾燥機。スマホアプリから予約時間の変更や乾燥運転の追加/取消が行なえるほか、温めた洗濯水を利用する「温つけおき洗いコース」を新搭載する。
同社のAIoTクラウドサービス「COCORO WASH」との連携により、衣類の種類に合わせた洗濯コースのダウンロードや、自分好みの仕上がりに近付く「AI標準コース」などを利用できる。本機では運転や予約状況の確認に加え、予約時間の変更、乾燥運転の追加/取消が可能になった。
これにより急なスケジュール変更があっても、外出先や宅内の離れた場所から洗濯終了予定時刻を変更できる。予約時間の変更は、本体が運転を開始する直前まで可能。アプリには予約可能時間が表示され、最短で40分後以降に終了するように設定できる。
新たに「温つけおき洗いコース」を搭載。温風で洗濯水と衣類を温め、少ない水量で洗剤を溶かした高濃度洗剤液と強力水流で洗浄した後、つけおきを行なう。従来よりもつけおき時間を約30分延長し、黒ずみや頑固なエリ袖汚れを落とすという。
本体から取り外して使用する「超音波ウォッシャー」を搭載。約38,000回/秒の超音波振動で、手洗いでは落ちにくいエリや袖の皮脂汚れ、マスクについた化粧汚れなどの部分洗いに適しているという。
洗濯槽内にプラズマクラスターイオンを充満させ、洗えないコートやブーツなどの除菌や消臭ができる「ハンガー除菌・乾燥コース」「ハンガー除菌・消臭コース」を備える。付属のクリップつきハンガーを使って、シワになりやすいワイシャツなどもスピーディに乾燥/消臭が可能。また「プラズマクラスター槽クリーン」機能では、洗濯槽内に送風しながらプラズマクラスターイオンを放出し、カビ菌の繁殖も抑制するとしている。
洗濯槽には独自の「穴なし槽」を採用。洗濯槽の外槽に水を溜めない構造のため、洗濯槽の外側についた黒カビや汚れが槽内に侵入せず、清潔な水で洗い/すすぎが行なえるという。洗濯物に直接触れる糸くずフィルターやバランサー、パルセータ―にはAg+成分を配合した抗菌樹脂を採用し、菌やカビの繁殖を抑える。
投入口が広く、低い「WIDEマウス&LOWボディ」設計により、重い毛布などの出し入れも楽な姿勢で行なえる。また本体のフタを従来よりも約1kg軽くしたことで開け閉めがさらに容易になった。
本体サイズは約600×650×1,050mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約47kg。運転時間は約46分/約220分(洗濯/洗濯~乾燥)。消費電力量は110Wh/2,220Wh(同)。標準使用水量は115L/88L(同)。運転音は、洗い/脱水/乾燥の順に39dB/38dB/44dB。