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梅雨時の生乾きを防げる部屋干しとは? 洗濯と干し方のコツをパナソニックが解説
2021年6月4日 09:00
パナソニックは、コロナ禍における梅雨時期の洗濯や部屋干しの変化、困りごとの調査を実施。調査結果をもとに、洗濯と部屋干しのコツをホームページ上で紹介している。
梅雨時期に増える部屋干しについての調査では、9割以上が「毎回する/状況に応じてする」と回答。そのうち約6割が、コロナ禍の部屋干しで以前より気になることが増えたと回答したという。おうち時間の増加で、乾きにくさや部屋干し臭が以前よりも気になるようになった人が多いとしている。
また調査により、コロナ禍で洗濯に関するストレスが増加傾向にあることもわかったという。コロナ禍で洗濯物をためないといった意識変化が起こり、マスクや肌に触れるものの洗濯頻度が増加したこともストレスの原因になっているのではないかと分析する。
そこでパナソニックは、コロナ禍の梅雨も快適に乗り切るために、ライオンのお洗濯マイスターとパナソニックの部屋干しマイスターの2人による「プロに学ぶ 洗濯&部屋干しのテクニック」を、同社ホームページで公開した。
生乾き臭・部屋干し臭を解決するための洗濯法
洗濯前の衣類は、菌が増殖しないように通気性の良いカゴに入れ、濡れたバスタオルは吊るしておくことを推奨する。
また部屋干しには、除菌や抗菌効果のある洗剤を選ぶことがポイントで、洗う際は「詰め込み洗いはしないこと」「こまめに洗うこと」が重要としている。
カラッと乾かす正しい部屋干しの仕方
ニオイを抑えるコツは「乾燥時間を短縮すること」とし、部屋干しでも5時間以内に洗濯物を乾かすことができれば、生乾きのニオイは発生しにくいという。そのため衣類乾燥除湿機を効果的に使えば、スピーディーに洗濯物を乾かすことができ、部屋干しの悩みである「乾きにくさ」や「部屋干し臭」を解決できるとしている。
コロナ禍で洗う頻度の増えた衣類のお手入れ法
コロナ禍で洗濯頻度が増加したマスクは、手洗いするか、洗濯機で洗う場合は洗濯ネットに入れて洗うと良いとしている。
Tシャツは型くずれを防止するために、「ハンガーは肩幅の厚みのあるもの、もしくはタオルで巻いたものを使用する」「Tシャツの裾部分からハンガーを入れる」「裏返して陰干しする」という3点に注意。
また女性に人気のもこもことしたルームウェアは、洗濯ネットに入れてやさしく洗い、平らな場所や平干しネットの上で「平干し」をすることを推奨している。
平干しできない上着などは、袖を肩にかけて袖の伸びを防ぎ、ハンガー2本を使って丈の伸びを防ぐ。ズボンは筒状に干し、さらにもう1本ハンガーに渡すと、丈の伸びを防げるという。