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「10年間掃除不要」の独自機能付きレンジフード。風量を自動で切り替える「おまかせ運転」も
2020年8月10日 11:00
富士工業は、ファンの掃除が10年間不要のレンジフード「新CLRLシリーズ」を8月3日に発売した。壁面取付けタイプ「CLRL-ECS」、天井取付けタイプ「CCLRL-ECS」、横壁取付けタイプ「SCLRL-ECS」の3モデルをラインナップ。
独自構造により、10年間ファンを掃除する必要がないという独自機能を備えたレンジフード。調理状況により風量を自動でコントロールする「風量おまかせ運転」機能も備える。
レンジフード内部への油の侵入を防ぐ高速回転ディスクを備えた独自構造「オイルスマッシャー」を採用して、レンジフード内部に付着する油を従来品(BDR-3HL)に比べて減少。
なお、「10年間掃除が不要」な点について同社は、レンジフード内部が汚れないという意味ではないと説明している。BDR-3HLの1年間相当の油が付着する期間が、 オイルスマッシャー搭載製品は約10年となるため、 製品設計上の標準使用期間中は、掃除をする必要がないという。普及製品については1年に1回、ファンを清掃することを前提としている。
高速回転ディスクには、油汚れを水で洗い流せる親水系コートを施した。さらに、つまみの取りはずしを可能にしたことでディスクがフラットになるため、洗いやすさが向上したとする。
【修正】「10年間掃除が不要」という点について、同社の詳細な説明を追記して修正しました(8月13日)
調理に応じて風量を自動で切り替える「風量おまかせ運転」機能を用意。レンジフードに8×8の複眼タイプの温度センサーを搭載し調理状況を検知することにより、3段階の風量レベルを自動でコントロールする。油煙が多く発生しやすい高温調理を検知したときは「強運転」、油煙が少ない低温調理を検知したときは「弱運転」に切り替わる。
このほか、本体カラーは従来のホワイト/シルバーメタリックに加え、テクスチャーブラックを用意。さまざまなインテリアに合わせて、カラーを選択できるという。
