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28mmの薄型で空間に馴染むレンジフード、アリアフィーナ

アリアフィーナからレンジフードのハイエンドモデル「Viviana(ヴィヴィアナ)」登場

レンジフードブランドのアリアフィーナ(ARIAFINA)は、ハイエンドモデル「Viviana(ヴィヴィアナ)」を12月22日に受注開始する。天井/横壁/壁面取付の計3タイプをラインナップ。価格は391,050円~。

アリアフィーナは富士工業とイタリアのエリカ社による合弁会社で、富士工業グループのプレミアムレンジフードブランド。新発売のヴィヴィアナは同ブランドの20周年記念モデルで、薄いフードのデザインや風量自動運転、自動調光機能などを特徴とする。

フード部の厚さは従来の35mmから28mmへとスリム化。さらにステンレスとカラーの2層構造にすることで、より薄さが強調されるようにした。2層構造の上部はステンレスとミラーステンレスの2種類から選択可能(ミラーステンレスはオーダーモデル)。

2層構造の下部とダクトカバーは6色展開。ステンレス、テクスチャーローマホワイト、テクスチャーブラックに加え、オーダーモデルのテクスチャーレッド、サテンゴールド、テクスチャーメタリックグレーを用意する。

厚さ28mmのスリムなフード部。2層構造が特徴(写真はミラーステンレスモデル)
豊富なカラー展開

特徴的な機能として「LED照明色温度自動追従」を搭載。レンジフードの照明の色味を周囲の照明に追従させるもので、特にリビングやダイニングに面したキッチンで、レンジフードの照明が空間に馴染まず浮いてしまうといったことを防ぐ。

フードの天面で周囲の色温度を検知し、昼光色から電球色まで、馴染む色に自動で変化する。手動での切替も可能で、7段階の調色と5段階の明るさ調節ができる。

周囲の色温度に自動追従する

調理に応じて風量を3段階で自動的に切り替える「風量おまかせ運転」機能を搭載する。レンジフードに8×8の複眼温度センサーを搭載し調理状況を検知。油煙が多く発生しやすい炒め物や揚げ物などの高温調理を検知したときは「強運転」、味噌汁などの低温調理を検知したときは「弱運転」に切り替わる。

本体内部の汚れを低減する「オイルスマッシャー」構造を採用。高速回転するディスクが内部への油の侵入を阻止し、レンジフード内部とファンが汚れるのを防ぐ。ディスクに付着した油は遠心力で分離され、オイルガードに集められる。ディスクとオイルガードの掃除は3カ月に1度を目安としている。

複眼センサーで検知した調理温度によって風量を自動で切り替える
本体内部が汚れにくいオイルスマッシャー構造
油の侵入を防ぐディスク(写真手前)

操作ボタンはスリムな本体に馴染むバータイプを採用。目立たず本体に溶け込むデザインでありながら、稼働中はボタンが光るため運転状況がわかりやすい。またボタンには光センサーを搭載し、軽く触れるだけで操作できるようにした。

価格は取付タイプ、カラーによって異なる。天井取付タイプ「CVVAH/K-951」は495,220円~、横壁取付タイプ「SVVAH/K-951R/L」は451,990円~、壁面取付タイプ「VVAH/K-951」は391,050円~。このほか、高気密住宅などに向けた同時給排気モデルも用意する。

薄型デザインに馴染むバータイプの操作ボタン
運転中はボタンが点灯する
天井取付タイプ
横壁取付タイプ
壁面取付タイプ
タイプと価格一覧