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東芝、タッチパネル搭載でスタイリッシュな高級「備長炭本丸鉄釜」炊飯器

 東芝ホームテクノは、本体上部にスマートタッチパネルを搭載したスタイリッシュな真空圧力IHジャー炊飯器の上位機種「RC-10VPN」(5.5合炊き)を11月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10万円前後(税抜)。

真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10VPN」

 タッチパネルで操作する真空圧力IHジャー炊飯器の上位機種。パネルは静電タッチ式で、操作時のみ必要な表示が現れる。フラットパネルはスタイリッシュで、お手入れもしやすいという。

スマートタッチパネルで操作しやすい

 内釜に羽釜のような丸底形状の「備長炭本丸鉄釜」を搭載。上部に向かってすぼまった構造が大きく激しい熱対流を起こし、内釜の中心部まですばやく高温にする。そのため炊き上がりのムラを抑え、お米を均一にふっくら炊き上げられる。

 内釜の中を真空にして吸水させる「一気ひたし」を採用。真空にすることでお米の中の空気が外に抜け、空気が抜けたすき間から水分が入り込み、芯まで急速浸透するという。洗米した後の浸す工程が不要で、すぐに炊飯を開始できる。

 炊飯の工程に合わせて圧力を制御する「かまど大火力」機能で、芯まで効率よく加熱する。真空と圧力の制御技術によって炊飯時間が短縮。同社おすすめの「本かまど」コースでは、白米3合を約38分で炊き上げる。表面がぬかに覆われていて炊飯に時間がかかる玄米も、「そくうま」コースでは3合を約53分で炊き上げられるという。

 このほか、ごはん冷めても固くなりにくい「お弁当」コースや、一膳分をおいしく炊ける「少量」コースなどを搭載。「本かまど」コースでは食感を「かため~やわらか」の5段階で炊き分けられる。

 また保温時は真空ポンプで内釜の空気を排気し密閉することで、ごはんの黄ばみや蒸発を抑えるとする。白米は最大40時間、玄米や雑穀米などはにおいや乾燥を抑えつつ最大12時間、おいしく保温できるという。

 本体サイズは、270×360×234mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6.5kg。消費電力は1,420W。

羽釜のような形状で激しい熱対流を起こす