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室内用の温風加熱式「生ごみ処理機」 ~生ごみの乾燥状態を判断して自動で停止
2020年4月17日 11:10
島産業は、室内用の温風乾燥式生ごみ処理機「Paris Paris Cue(パリパリキュー) PPC-11」を4月に発売する。価格は49,500円(税込)。
温風で加熱してゴミを乾燥させる、家庭用の生ごみ処理機。処理可能な生ごみは、ご飯・めん類/野菜・果物くず/茶がら/肉類・魚類/その他と、一般的に人が食べられる食材・調理物などとする。
同機は独自技術「Pシステム」を採用。生ごみの乾燥状態を自動で判断する「自動停止機能」を備える。また、3時間後に駆動を開始する「スタート予約機能」を搭載し、深夜電力を活用することで電気代を節約できるほか、処理時間をより短くできるとする。
運転モードはパリパリモードとソフトモードの2種類。前者は乾燥しにくいものを処理するのに適し、処理量は1回に約500g(約1.4L)〜最大約1,000g(約2.8L)、処理時間は約7時間30分〜約10時間40分。ソフトモードは野菜くずなど乾燥しやすいものに適し、同じく1回に約300g(約1.1L)〜約500g(約2.0L)、約4時間10分〜約5時間20分。電気代は順に、約28円〜約45円、約16円〜約23円。
使い方は、まず付属のバスケットに水切りネットをかぶせて、シンクで三角コーナーの代わりに使う。ごみがたまったら水を切り、そのまま受け皿に乗せて固定させる。その後、受け皿を装着したバスケットを本体の中(処理室)に入れて、蓋を閉めて電源を入れると乾燥が始まる。
汚れが気になるバスケットと受け皿は、洗剤で浸け置き洗いができるなど、メンテナンスが簡単に行なえるという。
また活性炭を使った脱臭フィルターを搭載し、乾燥中の嫌な匂いを発生させないとする。なお脱臭フィルターの交換目安時期は4~9カ月。
本体サイズは230×270×270m(幅×奥行き×高さ)。重さは約4.1kg。電源はAC100V(50/60Hz)。消費電力は300W。運転音は約36dB。電源コード長は1.6m。バスケット用水切りネット(15枚/袋)と脱臭フィルター1個が付属する。本体カラーはピンクゴールド/ホワイト/ブラックの3色。
なお同機は、世界最大級のデザイン賞「Red Dot Award 2020」を受賞。「iFデザインアワード2020」に続く受賞となり、世界3大デザイン賞をW受賞したことになる。