やじうまミニレビュー
ギュッとはさむだけで生ゴミの水切りが簡単にできる!
by 西村 夢音(2014/12/1 07:00)
料理をするとき、いつも生ゴミの処理に困っている。野菜の皮や種は排水口のゴミ受けにそのまま流しているが、袋に移して捨てるときに水が溜まるのが気になる。
三角コーナーを買おうかなと探していたところで見つけたのが、アッシュコンセプトの「クード 生ゴミ水切り器」だ。
メーカー名 | アッシュコンセプト |
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製品名 | クード 生ゴミ水切り器 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 972円 |
生ごみ水切り器は、三角コーナーのようにシンクに置いて、料理中に出た生ゴミを捨てられるもの。一般的な三角コーナーと違って折りたたむことができ、底部に無数の穴が空いているので生ゴミを挟むように絞れば簡単に水が切れる点が特徴だ。水気を切ることで、ゴミの量を約10%減らせるという。
使用時のサイズは、約176×137×168mm(幅×奥行き×高さ)。シンクの隅に置いておけば、場所を取らず特に気にならなかった。
さっそく料理時に出た生ゴミを捨ててみた。ジャガイモ1個分の皮を剥いたところ、余裕は十分にある。便利だと感じたのは、ピーマンの種を捨てるときだ。手だけでピーマンの種を取ろうとするとなかなか取りきれず、手にも種がついてしまう。しかし、水切り器の上で水を流しながら種を取れば簡単にでき、容器に水が溜まることもない。
今回、水切り器に捨てた生ゴミは、ジャガイモ1個分の皮、玉ねぎ1個分の皮、ピーマンのヘタ2つ、トマトのヘタ2つ、傷んだレタスの葉4枚ほど。それでもまだ余裕があったので、2人分くらいの料理であれば難なく収まりそうだ。
水切りは、本体の上部を両手で掴み、中心に寄せるようにしてギュッと挟む。すると底部の穴から水が滴り落ち、水が切れる仕組みだ。挟んでいるときは、野菜が絞られている感覚が手に伝わりコンパクトになっているのがわかる。
水切りすることで、生ゴミの容積は小さくなっていた。肝心の水切りに関してはしっかり水分がなくなり、ビニール袋に移しても水気を感じることはなかった。
ゴミを袋に移した後は、ピーマンの種や小さなジャガイモの皮などの汚れがまだが付いていた。本体はスライドさせるだけで分解できるので、それぞれさっと水で流せば汚れは簡単に落とせる。
なお、本体にはビニール袋や市販の三角コーナー用ネットも付けられる。
試しに装着してみたが、ビニール袋は少し収まりが悪く、水切りもしづらいので適さないと感じた。三角コーナー用のネットであれば無理なく装着できたので、本体を汚したくない人にはネットの使用をおすすめしたい。
生ゴミの水切りをするとき、これまではゴミ受けを回転させて遠心力で水分を飛ばしても、なかなか水が切れなかった。しかし、水切り器を使っている今は、ギュッと挟むだけできちんと水切りできるのでかなり楽だと感じている。
排水口のゴミ受けに直接生ゴミを捨てることもなくなり、キッチン周りを清潔に保つのに役立つアイテムだ。