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オムロン、高血圧治療の支援に特化したサービスの一部を、5月6日まで無料提供

「テレメディーズ BP」のサービスイメージ

オムロン ヘルスケア、一般社団法人テレメディーズ、ポートの3社は、インターネットを利用した血圧モニタリングおよび高血圧に関する医療相談サービスの無料提供を開始した。これはテレメディーズが提供している高血圧オンライン診療支援サービス「テレメディーズ BP」の一部機能を、5月6日まで無料提供するもの。

「テレメディーズ BP」は、月額2,200円(税抜)の高血圧治療の支援に特化したサービス。大別して2つの機能を有しており、1つは自宅で測定した血圧データを、総合内科および内科領域別専門医、医療スタッフと共有し、高血圧に関する医療相談ができる「オンライン医療相談サービス」。もう1つがオンラインでの高血圧診療および降圧薬などの処方を郵送で受けることができる「高血圧オンライン診療支援サービス」。

今回、無料提供の対象となるのは、前者の血圧データを専門医や医療スタッフと共有したうえで、医療相談がうけられる「オンライン医療相談サービス」。

利用するには、専用のスマートフォンアプリ「テレメディーズアプリ」と、オムロン ヘルスケア製のBluetooth機能を備えた「オムロン コネクト」対応の血圧計が必要となる。ユーザーは血圧計を使用して、家庭血圧を測定。上記アプリを介して測定データを転送する。

「オムロン コネクト」対応の「オムロン 上腕式血圧計 HCR-7601T」

3社は、新型コロナウイルス感染症の二次感染リスクを低減するためには、高血圧治療における定期的な通院を減らすことが有用と考え、オンライン血圧モニタリングおよび医療相談サービスを無料で提供することにしたという。