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オムロン、測定結果が基準値を超えると知らせてくれる手首式血圧計

 オムロン ヘルスケアは、血圧の測定結果が基準値より高い場合にお知らせする機能を搭載した、Bluetooth通信機能付きの「オムロン 手首式血圧計 HEM-6233T」を2月4日に発売する。また通信機能の付いていない「オムロン 手首式血圧計 HEM-6234」も同時に発売。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に14,880円前後、9,980円前後(ともに税抜)。

「HEM-6233T」
「HEM-6234」

 測定結果が基準値を超えると、「血圧確認マーク」で知らせてくれる手首式血圧計。家庭高血圧の基準値とされている「最高血圧135mmHg以上、または最低血圧85mmHg以下」の場合、結果表示時に血圧確認マークが点灯する。また朝に測定した血圧値の週の平均値が基準値以上の場合には「早朝マーク」が点灯し、早朝高血圧の可能性をお知らせするという。

測定結果が基準値より高い場合に「血圧確認マーク」でお知らせする機能を搭載。また朝に測定した血圧値の週の平均値が基準値以上の場合には「早朝マーク」が点灯する

 手首式血圧計で血圧を正確に測るには、手首を心臓の高さに合わせて測ることが重要なため、姿勢ガイドも搭載。測定開始ボタンを押した後、血圧計を装着した手首の高さが9段階で表示されるため、手首と心臓の高さを合わせやすいとしている。また手首と心臓の高さが合うと、青色のランプが点灯して自動的に測定を開始するため、使用者は簡単に正しい姿勢で測定できるという。

姿勢ガイド付きなので、簡単に正しい姿勢で測定できる

 Bluetooth通信機能付きの「HEM-6233T」は、専用のスマホアプリ「OMRON connect(オムロン コネクト)」にデータを転送して、毎日の血圧データを簡単に管理できる。アプリでは血圧データをグラフやダイヤリー形式で管理できるため、血圧値の変化もすぐにわかるという。アプリはiOS/Android OSに対応。

 このほか電源オフの状態から測定開始までの起動時間が約1.5秒と早く、すぐに測定を開始するので、忙しい朝の時間帯でもすばやく測定できるとしている。

 本体サイズは約91×13.4×63.4mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約90g。血圧測定範囲は最高血圧60~260mmHg、最低血圧40~215mmHg。脈拍数測定範囲は毎分40~180拍。電源は単四形アルカリ乾電池2個で、約300回の測定が可能とする。

専用のスマホアプリで毎日の血圧データを簡単に管理できる