ブラザー、スマホ操作でオシャレなテープやQRコードラベルが簡単に作れるラベルライター

　ブラザー販売は、スマホ操作でQRコードラベルも作れるラベルライター「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ) PT-P710BT」を、2月中旬に発売する。価格は12,500円(税抜)。

ラベルライター「ピータッチキューブ PT-P710BT」

　Bluetoothを搭載し、スマホアプリから操作する家庭向けラベルライター。新モデルでは、従来の12mmよりも太い24mmテープカセットに新たに対応し、ラベルのデザイン性や機能が拡張したという。スマホ操作により、ロゴ入りや凝ったレイアウトも簡単にでき、オシャレなラベルが作れるとしている。パソコンからのラベルづくりもできるようになり、Excelソフトと連携したラベルも作成可能。

　また、24mm幅に対応したことにより、画像やURLを紐付けたQRコードラベルが作成できるようになった。アプリから、「シェアラベル」カテゴリー内のテンプレートを選ぶことで作成可能。取扱説明書のURLをQRコードラベルにして家電製品に貼ることで、説明書を探す手間なくその場で確認でき、ラベルの活用法が広がるという。QRコードラベルは、18mm、24mmテープ幅に対応する。

「ショップラベル」テンプレートでは、テイクアウト品のラッピングラベルも作成できる。幅広ラベルでお店のロゴを作ることも可能

QRコードラベルが作成可能に

　このほか、ラベルを1枚ずつ自動でカットする「オートカット機能」を新搭載。複数枚の連続印刷も手間なくできる。また、小型な本体サイズを維持しつつ、リチウムイオン充電池を採用し、持ち運びにも便利としている。

　テープカセットのラインナップも拡充。高級感あふれる「おしゃれテープ プレミアムタイプ」など10種類を新たに発売する。

高級感あふれる「おしゃれテープ プレミアムタイプ」など10種類を新たに発売

　P-TOUCH CUBEは、2016年10月に第1弾モデルを発売。当初の年間目標販売台数の2倍となる4万台を突破し、現在も好調に推移しているという。新モデルでは、24mmテープカセットに対応したことにより、12mm以上のテーブ幅を求めるニーズに加え、カフェや美容系サロンでも使えるラベルテンプレートや活用法を追加し、小規模事業主向けの拡販も目指すとしている。

　本体サイズは、128×67×128mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約640g。印字方式は熱転写方式。対応テープ幅は、TZeテープ(3/5/6/9/12/18/24mm)。