ニュース
どんな操作ができる? 「Amazon Alexa」に対応する家電まとめ
2017年11月13日 11:06
アマゾンジャパンは、AmazonのAI「Alexa(アレクサ)」を搭載するスマートスピーカー「Amazon Echo」(エコー)を、11月中旬から国内でも出荷することを発表した。
「Echo」のほか、小型タイプ「Echo Dot」と、スマートホーム向けハブ機能を搭載する「Echo Plus」を発売。 価格は「Echo」が11,980円、「Echo Dot」が5,980円、「Echo Plus」が17,980円。プライム会員は4,000円引き(Echo Dotは2000円引き)になる。
そんなAmazon アレクサ、Echoシリーズに、家電製品が続々と対応してきている。どんな製品が対応し、何ができるかをまとめてみた。
明るさや色合いを調整できる照明器具「Philips Hue」シリーズ
フィリップスのスマートLED照明「Philips Hue」は、Amazon Echoに話しかけることで、照明のON/OFFや明るさ、色合いなどの操作が可能になる。あらかじめ色調調整を設定しておけば、「アレクサ、リビングをパーティーのシーンにして」と呼びかけるだけで、設定されたライティングに変えてくれるという。
ルンバを使って掃除して! と言うだけで掃除し始める「iRobot ルンバ」
アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」は、Wi-Fiを搭載した全機種がアレクサに対応する。「アレクサ、ルンバを使って掃除して」と話しかけると、ルンバが起動して掃除を開始。停止や再開、ホームベースに戻るなどの指示が行なえる。
現在の対応機種は、ルンバ980、ルンバ960、ルンバ890、ルンバ690の4モデル。
家中の家電を音声操作できるIoTリモコンが多数対応
家電のリモコン信号(赤外線)を学習させれば、外出先からでも赤外線リモコン付き家電を、スマートフォンを介してコントロールできるIoTリモコン。Amazon Echoの国内リリースを機に、多くのIoTリモコンがアレクサに対応した。
例えば「アレクサ、エアコンをつけて」、「アレクサ、テレビをつけて」などと、Amazon Echoに話しかけるだけで、エアコンや照明、テレビなどのコントロールが可能になる。これまでスマートフォンの専用アプリを操作する手間が必要だったが、アレクサ対応により、スマートフォンがなくても操作できるようになった。
部屋の中で見失ったスマートフォンを鳴らせて見つけ出せる「TrackR」
Bluetoothと位置情報で、探し物を見つけられる紛失防止IoTタグ「TrackR」シリーズ。TrackR BravoとTrackR pixelが対応。
「アレクサ、トラッカールで携帯を鳴らして」と言えば、スマートフォンがマナーモードであってもスマホを鳴らしてくれる。家の中で見失ったスマートフォンを、すぐに見つけられる。
使用時は、あらかじめTrackRとスマートフォンを接続し、アレクサと連携させておく。
防犯センサーを起動させられる「Secual」
窓やドアにセンサーを設置し、不審者が侵入を試みる際の振動や衝撃を検知し、スマートフォンへアラート通知を行なう防犯ソリューション、「Secual」。
「アレクサ、 SecualをONにして」というだけで、Secualの防犯状態を開始できる。これまで、専用のスマートフォンアプリを起ち上げ、タップ操作が必要だったのが、ハンズフリーでの操作が可能になった。
アレクサに話しかけるだけで自宅の鍵を施錠する「Qrio Smart Lock」
ドアのサムターンに設置すると、スマートフォンで鍵の解施錠ができる、スマートロックデバイス「Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)」。
アレクサに対応したことで、「アレクサ、 自宅の鍵を締めて」と話しかけるだけで、自宅の鍵を施錠できる。
アレクサが、オーブンレンジ向けおすすめメニューと食材を答えてくれる
日立アプライアンスの過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-TW1」。こちらは本体にWi-Fi機能を搭載していないが、付属のレシピブックの読み上げに対応する。例えば、食材や好みの料理ジャンルをAmazon Echoに話しかけると、ヘルシーシェフ向けの、おすすめの料理名と主な食材を音声で答えてくれる。
レシピブックには約200レシピが掲載されており、音声で教えてくれると同時に、スマートフォンに、オーブンレンジの加熱方法や時間、使用する付属品などを表示することもできる。Amazon Echoとスマートフォンを組み合わせることで、より簡単に料理できる。