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置く場所を選ばない、スマートスピーカーに対応するコンパクトなWi-Fiリモコン
2017年11月28日 15:47
コヴィアは、家庭をスマートホームへと進化させるORVIBO社製のスマートホームシリーズを11月末から国内で展開し始めると発表した。その第一弾として、Wi-Fiリモコン「MagicCube CT-10」を発売。価格はオープンプライス。Amazonでの販売価格は5,980円(税込)。
インターネットを介してスマートフォンで操作する、スマート赤外線リモコン。本機を自宅のネットワークに Wi-Fi 接続するだけで、家庭にあるリモコンに代わって、スマートフォンで様々な家電製品がコントロールできる。
世界で8,000種類以上、市販の赤外線機器のほぼ95%に対応。学習機能付きで、リモコンコードを本機に読み込ませれば、対応していない機器でも操作できるとする。
円錐形の360度赤外線発信器は赤外線信号の放射能力に優れ、室内の隅々まで、リモコン信号を到達させられるため、置き場所に悩む必要がないという。
今後、Amazon AlexaやGoogle Homeなどへ順次対応していく予定。
本体サイズは53×54×53 mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約103g。Wi-Fi規格はIEEE802.11 b/g/n(2.4Ghz 帯)。赤外線到達距離は8m以上。赤外線放射角度は360度。電源は5V/1A のmicroUSB給電。
Wi-Fiカメラやメータープラグも順次発売
ORVIBOのスマートホームシリーズは、今後ラインナップを拡充していくという。12月下旬には「Wi-Fiカメラ SC-10」を、2018年2月には「Wi-Fiメータープラグ S31」の発売を予定する。
Wi-Fiリモコン「MagicCube CT-10」を含む、これらORVIBO社製のスマートホームシリーズは、専用アプリ「HomeMate」で操作する。
自宅の中からでも外出先からでも、製品の操作できる。また、同アプリは1つのアカウントに、複数デバイスからログイン可能。利用中の設定は、クラウド上に記録でき、スマートフォンを機種変更した際や、タブレットなどを追加した時でも、面倒な引き継ぎ設定が不要だという。同アプリは、iOSとAndroid OSに対応する。
アプリのシーンリンク機能を使えば、あらかじめ設定したシナリオに従って、スマートホーム製品の連続動作を自動制御できるという。
例えば、平日朝のシナリオとして「朝6時にエアコンを26℃設定でON。30分後に、目覚まし代わりのテレビをON。その15分後にはコーヒーメーカーがつながったWi-FiメータープラグをONにしてコーヒーを淹れる」といったことが、自動で行なわれるように設定できるという。