やじうまミニレビュー
三菱鉛筆「プロマークビュー」
~ペン先に透明の窓を搭載。はみ出さない蛍光ペン
by 小林 樹(2013/4/22 00:00)
「プロマークビュー」は、三菱鉛筆が2013年3月に発売したばかりの新しい蛍光ペン。ペン先に透明プラスチックの窓を搭載し、狙った範囲からはみ出さずにラインを引ける点が特徴だ。
店頭で試しに使ってみたところ、キャップを外して現れた透明のインクを出す機構に一目惚れ。「やだ、カッコイイ……」とそのまま買って帰ってきた次第である。
メーカー | 三菱鉛筆 |
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製品名 | プロマーク ビュー PUS-154 |
希望小売価格 | 157円 |
購入場所 | 文教堂書店市ヶ谷店 |
購入価格 | 157円 |
プロマークビューは、水性顔料のインクを搭載した、角芯の蛍光ペンだ。カラーは黄、橙(オレンジ)、桃(ピンク)、緑、空色(ブルー)の5色で、今回はオレンジを選んだ。
胴軸は楕円型で、本体サイズは28×15×106mm(長さ×幅×奥行き×長さ)と平べったい。本体重量は17g。本体には半透明のキャップが付属しており、ひねると軽い力で外れる。
キャップを外すと、芯先が顔を出す。芯先は透明のプラスチックで、インクを送り出す機構部分が透けて見える。先端にはフェルトのような繊維が搭載されており、オレンジ色のインクを含んでいる。
さっそく線を引いてみよう。横書きの文章を、左から右にマークすると、透明の芯先の向こうにこれから線を引く部分が透けて見える。文末がわかるので、ピタッと線を止めることができた。文中の一部分だけマークしたい時も、目的の場所だけピタッと引ける。はみ出してしまうなんてことは、起こらなかった。
筆記線の幅は5mmで、太め。インクの発色は鮮やかだが、濃くはない。線を引いても、下の文字が読みにくくならないのが良い。
インク流量もほど良く、色ムラなどは基本的に気にならない。ただし、これは蛍光マーカー全般に言えることなのだが、線を引き終わる最後のトメの部分で、どうしてもインクが多く付き、そこだけ濃くなってしまう。これが改善されれば文句なしだ。
ちなみにプロマークビューは、本体が自立する。デスクの隅に立てておけば、サッと取り出して使える。これまでの蛍光マーカーはほかのペン類よりも太めで、ペン立ての中で邪魔になりやすかったが、こうして外に出して置いておけるのは便利だ。
はみ出さずにラインが引けて、デスクの上に立たせておける蛍光マーカー。普段、蛍光マーカーを使う機会が多い方にはぜひ手に取っていただきたい。