やじうまミニレビュー

サブヒロモリ 「フルール サラダシェイクランチ」

~シャカシャカしてシャキシャキのサラダを味わう専用弁当箱
by 小林 樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


サブヒロモリ 「フルール サラダシェイクランチ」

 ランチで外食すると、ちょこんとしたサラダがついてくる。お腹を満たすのはメインと炭水化物だが、一応野菜も口に入れておけば、なんとなく健康面での気休めになる。

 でも、実際、あれじゃ絶対に1日に必要とされる野菜350gに足りない。それでなくとも、一人住まいで不摂生な生活をしている身としては、そんな日が続くとさすがにマズイなぁという気持ちになってくる。

 コンビニにでもサラダは買えるが、コストがかかるし、たっぷり満足できる量のものがなかった。さて、どうしたものかと思っていると、サラダ専用の弁当箱があるというので、さっそく購入し、自分でサラダを作って持ち歩くようにした。


メーカーサブヒロモリ
製品名フルール サラダシェイクランチ
希望小売価格882
購入場所楽天市場
購入価格882

 サブヒロモリ 「フルールサラダシェイクランチ」(以下、サラダシェイクランチ)は、好きな野菜などを入れて、食べる際にドレッシングをかけ、本体を振って混ぜることができるサラダ専用の弁当箱だ。中フタには保冷剤が付属し、ドレッシングを入れておけるスペースがある。いつもの弁当にプラスすれば、野菜をたっぷりとることができる。

 サイズはフタをした状態で約10×95×117mm(幅×奥行き×高さ)。容器の容量は400mlである。

本体正面。本体と中ブタはポリプロピレン、フタはポリエチレン製上から見ると、楕円形なので、バックの中にしまいやすく、シェイクもしやすい左上から時計回りに、フタ、本体容器、保冷剤、中ブタ

 さっそく、朝から支度を開始。レタス、キャベツ、ミニトマト、コーンなど、シーザーサラダの材料を容器に入れていく。結構欲張って、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ。意外と容量が大きくて、フタを閉じるとずっしりと重たい。容器の重量自体は約115gなのだが、サラダを入れた状態では約430gあった。つまり、約315gの野菜が容器に入っており、一日の摂取量の目安の大半を、昼食でとることができる計算だ。

 冷凍庫で凍らせておいた保冷剤をのせ、フタを閉じる。保冷剤とドレッシングを入れるフタの内部にはあまり高さがないので、ドレッシングの容器は平べったいもの、高さがないもののほうが良いと思う。

保冷剤は薄い楕円形なので、冷凍庫の中でも場所を取らない中ブタの上に保冷剤を乗せる保冷剤の上にドレッシングを乗せてフタをする

 待ちに待ったお昼時。さっそくサラダシェイクランチのフタをあけて、ドレッシングを投入し、フタを閉めてシャカシャカ振る。容器が半透明なので、ドレッシングと食材が合わさっている様子を外から見て確認できる。なんだか昔、ファーストフード店でこういうのあったような…そんなことを思いながら、適当なところで終了。フタをあけると、シーザーサラダが完成していた。

フタ、保冷剤、中ブタを外して、ドレッシングを投入フタをしてシェイクするドレッシングと材料が絡み合っている。普通にドレッシングをかけるよりもおいしさがアップしていた!

 ドレッシングと材料が絡み合っていて、おいしい。好みもあるかもしれないが、普通にドレッシングを上からかけるよりも、おいしさが数段増しているように感じた。よく飲食店でこの手のドレッシングと野菜が絡み合ったシーザーサラダが出てくるが、シェイクするという一手間で、お店の味に近づいた気がした。

 シェイクすると少量でまんべんなく野菜に味がいきわたるので、塩分やカロリー摂取を抑えることができるというのも見逃せない。

 また、食べる直前にドレッシングをかけられるのは嬉しい。ドレッシングを加えて時間が経つと、野菜はどうしてもしんなりしてしまうが、これはドレッシングを直前にかけるので、野菜のシャキシャキした食感を味わうことができる。

 付属の保冷剤でしっかり冷やしておけるので、気温が高い夏場でもひんやりとおいしいサラダが食べられそうだ。

 欲張って野菜を詰め込みすぎたこともあってか、サラダシェイクランチだけでかなりおなかが膨れた。ほかにパンなどを買えば、一般的な女性には十分な量かもしれない。男性は、いつものお弁当にサラダシェイクランチを加えれば、栄養バランスがアップするだろう。

 別の日の昼食では、いつものお弁当に加えて、コブサラダを作ってみた。

コブサラダ風。混ぜる前の状態いつものお弁当にプラスしたら、かなりボリューミーな昼食になったドレッシングを入れて、シェイク

 シェイクを終えてフタを開けてみたら、レタスの上に詰めていたツナが、フタの裏にへばりついていた。どうやら質量の重いものから順に詰めていったほうが良さそうだ。どうせシェイクするので、盛り付けはあまり気にしなくて良いのだ。

 少し面倒なのは、洗い物が多いこと。中ブタだけでなく、シェイクするときにフタの裏にドレッシングや食材が付着するので、パーツパーツで洗う必要がある。

 また、フタには特に止め具などがない。それでもしっかりしまるので、普通に持ち歩いたり、シェイクする分には問題がないのだが、野菜は水気が多いので、ゴムバンドなどが付属していれば、より安心だと思う。

 たかがサラダ。されどサラダ。サラダシェイクランチを持ち歩くようになってから、昼食の彩りも良くなり、毎日ちゃんと野菜もとれるので、ココロにも胃袋にも満足感があるランチタイムになった。

 



2010年 10月 27日   00:00