ミニレビュー

ズボラ主婦の私がハマった“無印のせいろ”生活

ミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
せいろ生活、始めてみました

“丁寧な暮らし”の前に面倒くささが勝ってしまう皆さんへ。

こんにちは。私は“丁寧な暮らし”が長続きしないタイプの40代主婦です。日々、手間がかかる家事を全力で避けることに情熱を注いでいます。

特に料理。調理そのものが面倒なのもそうですが、使ったまな板や包丁など洗い物が増えるのも面倒くさい。料理のたびに、まな板を洗う工程を最小限にする手順を工夫しています。

……が、そんな私が、意外にも最近リピートしている調理器具が、“せいろ”だったりします。

無印良品「竹材 蒸篭(せいろ)」

最近はやってますよね。Instagramとかでも、せいろ料理のショート動画がたくさん流れてきたりして。蒸し物=面倒くさいとしか思っていなかった自分は最初、「みんな、“丁寧な暮らし”してるのスゴいな〜」くらいの目で見ていたんですよ。しかしこれが、実践してみたら「めちゃくちゃイイじゃんか……」と、見事にハマりました。

そう、流行するにはそれなりの理由があるのです。というわけで今回は、自分と同じズボラな皆さんにアピールする気持ちで、せいろ生活をオススメしてみたいと思います。

結論からいうと、せいろって、“ズボラ向けの丁寧な暮らし”が叶う調理器具なのです。

洗剤で洗えないから、逆に楽

我が家で使っているのは、無印良品の「竹材 蒸篭(せいろ)」です。発売当初からネットを中心に話題になり、長らく品切れしていたヒット商品なので、ご存知の方も多いでしょう。本体サイズ別に「大・1,490円」と「小・1,090円」の2種類をラインナップ。我が家では小サイズを使っています。

直径約18cmの小と、同約23cmの大をラインナップ
我が家では小サイズを使っています

なお購入される場合、フタが本体とは別売なので、買い忘れないようご注意ください。

フタの価格は大が890円、小が690円です。安いので、手軽に買えます
そのほかオプションとして、専用のクッキングシート(499円)もラインナップ
幅広いお鍋で使うためのアルミ製受け台(1,190円)もある

さて、この辺でズボラポイントをお知らせしたいのですが、竹でできているせいろは、食器用洗剤で洗うことができません。無印良品の製品サイトにも、お手入れについては以下の注意事項が書いてあります。

  • 使用後はぬるま湯で汚れを落とし、風通しの良い所でしっかり乾燥・保管します
  • 汚れが少ない時は、湿らせた布で拭くだけでも大丈夫です
  • 別売りの蒸篭用シートを敷くことで、食材の匂い移りや汚れ、肉汁などの水分の染み込みを防ぐことができます

……これ、食器用洗剤を使えないという注意事項は、ズボラの脳内では、「洗剤を使って洗わなくていい」に変換されます。そう、逆に楽なのです。

実際に使用して実感しましたが、作るのは野菜が中心のヘルシーな蒸し料理ばかりですし、使うときは別売の専用クッキングシートを敷いているので、基本的に本体はほとんど汚れません。注意事項に書いてある通り、ぬるま湯で汚れがサッと落ちます。

我が家の使い方だと、本体はほとんど汚れません

もちろん、クッキングシートを使わない派の人もいるでしょうし、作る料理によっては油や食材が本体に付着することもあるでしょう。そんなときは、たわしなどでゴシゴシする必要はあります。

ただ、あくまでも我が家で使う分には、ぬるま湯でザッと流して乾かしておくだけでなんとかなっているので、取り扱いのハードルが一気に下がって重宝しています。

まな板も包丁も使わない、ズボラ主婦のせいろレシピ3品

あとそもそもの大前提として、せいろで蒸した野菜は美味しい。しかもそれが、かなり簡単にできるのがポイントです。

今回は、調理時の洗い物を少なくすることに情熱をかけている主婦の私が、“まな板と包丁を使わず作っているせいろ料理”を3品ほどご紹介します。どのレシピも、簡単なのに“丁寧な暮らし”っぽさのある味わいが堪能できます。

まずは王道で、野菜と肉を蒸すレシピから行きましょう。スーパーに売っているカット野菜を入れれば、まな板も包丁も使わなくて済みます。

せいろにクッキングシートを敷き、カット野菜、手でちぎったブロッコリーやシメジ、ヘタを取ったミニトマト、豚ロース肉の薄切りを入れて、フタをして鍋にかけるだけ
我が家ではオプションの受け台を用意して、深めのお鍋を使って蒸しています
完成!

そう、せいろ料理はできあがりが早いのも魅力ですよね。しかも、ほったらかしでいい。

完成して、いざフタを開けた瞬間に立ち上る蒸気と、ほんのりとした竹の香りに癒されます。そして蒸された野菜を頬張ると、甘みがすごい!

しょうゆやポン酢、ごまだれなど、好きな調味料をかけて食べると良いですが、個人的には食材そのものの甘さが感じられるので、塩を振るだけでもイケちゃいます。これぞ“丁寧な暮らし”っぽさがある素材の味わい。

蒸した野菜は甘みがすごい!
食材って蒸すと美味しいなあ……って、改めて感じます

続いて、2品目にご紹介するのは、せいろで作る「蒸しうどん」です。これも簡単で、スーパーで売っているチルド麺のうどんをそのまま、クッキングシートを敷いたせいろに入れ、カット野菜やベーコンなどを加えて6〜7分蒸せばOK。

チルド麺のうどんをそのまま蒸します
「蒸しうどん」完成! もちろん普通の切り落とし肉でもいいのですが、うどんにベーコンの塩気がなじむと美味しいのでオススメ

うどんを蒸すと、優しくもっちり感のある仕上がりになるんですよ。ツルツルとコシのあるうどんとは違いますが、一緒に蒸した野菜と馴染んで美味しい。

茹でうどんと違ってお湯を大量に使わないし、水切りの手間もない上、野菜も一緒に調理できるのですごく楽。夏はさっぱりポン酢で、冬はごまだれでと、年中イケます。

そして3品目にオススメしたいのが、「蒸し豆腐」です。ただクッキングシートの上に豆腐をのせて、せいろで5〜6分蒸すだけなのですが、これが地味に美味しい。

せいろに豆腐をドンと入れて、フタをして加熱するだけ
これが、ウマいんですよ

蒸し上がった豆腐は、口当たりがふわっと軽く、温やっこよりも水っぽくない。蒸気でゆっくり温まることで、大豆っぽい素朴な甘みが引き立つといいましょうか。塩を振るだけで美味しいです。

自然にダイエットできちゃってる……気がする

無印良品のせいろを実際に使ってみて、蒸し料理に対する心理的ハードルがめちゃくちゃ下がりました。「とりあえず蒸すか」と思えるお気軽感。しかも、油を使わない調理が増えるので、後片付けが楽なだけでなく、いつの間にか美味しくダイエットできちゃってる気もします。

新生活で自炊を始める人にも、食生活を少し整えたい人にも、せいろは確実にいい選択肢。ズボラな私がハマるくらいですから、これは多くの人にフィットしますよね。はやっている理由を実感しました。ぜひ、せいろを使った“ズボラで丁寧な暮らし”、やってみませんか。

これからもいろいろ蒸してみます
杉浦みな子

オーディオビジュアルや家電にまつわる情報サイトの編集・記者・ライター職を経て、現在はフリーランスで活動中。音楽&映画鑑賞と読書が好きで、自称:事件ルポ評論家、日課は麻雀……と、なかなか趣味が定まらないオタク系ミーハーです。 執筆履歴はhttps://sugiuraminako.edire.co/から。