ミニレビュー
せいろ生活にハマった主婦、ハリオ「ガラスのせいろ蒸し器」を使ってみる
2026年4月22日 07:04
家事の手間を最小限に減らしたい! 日々それだけに情熱をかけるズボラ主婦の私ですが、最近「せいろ」の魅力に目覚めました。大ヒットしている無印良品の「竹せいろ」を試してみたら、意外と簡単に、おいしくヘルシーな蒸し料理が作れることを実感したからです。
そう、せいろは、ズボラでも“丁寧な暮らし”が叶うアイテムなのです! 先日、その魅力をレビュー記事で詳しくご紹介しました。
ただ、日常使いする中で、竹せいろならではの注意点が2つあることも感じています。ひとつは、蒸し物なので加熱中に火の番をする必要があること。もうひとつは、使用後に洗ったらしっかり乾燥させないと、カビてしまう不安があることです。
まあ、せいろってそういう調理器具だし、仕方ないかな……なんて思っていた折、耐熱ガラスの老舗、HARIO(ハリオ)から「ガラスのせいろ蒸し器」(4,400円)登場というニュースが。
こちら、せいろを模したガラス製の蒸し器で、電子レンジで加熱できるという優れもの。もちろんガラス製なので、木製に比べてカビも気にすることなく使えそうです。
ズボラ人間の価値観として、“細かいことを気にしないで使える”のは最高のアドバンテージ。ということで、さっそく実機をお借りして試してみました!
構成はシンプル、でもハリオらしい質感が光る
我が家に届いたパッケージを開封すると、構成は至ってシンプル。耐熱ガラス製の本体は2段構造になっていて、専用のフタが付属します。
竹せいろのような網目はなく、本体上段の底面に4つの穴があいています。下段に入れた水が加熱されて発生した蒸気がこの穴を通り、上段に入れた食材を蒸し上げるというわけですね。
まずは基本の「蒸し野菜」から。レンジ調理の気楽さがイイ
ものは試し、早速使っていきましょう。まずは基本から、オーソドックスに野菜と薄切りの豚バラ肉を蒸してみました。
使い方は簡単です。ガラスせいろの下段に300mlの水を入れ、その上に上段を重ねて中に食材を並べたら、フタをして電子レンジにセット。あとは、600Wで6分加熱するだけ。
蒸しあがった食材は、竹せいろ特有の香りこそ付きませんが、野菜はちゃんと蒸し物らしい凝縮した甘みが感じられて、豚肉もパサつかず仕上がっています。おいしくて、何もつけなくてもパクパク食べられる!
何より、加熱は電子レンジにお任せなので、その間は別の家事ができるのが楽ちん。せいろなのに、加熱中に放置できる安心感があるのは、かなり便利です。
実は、2段調理ができる万能ガラス調理器
ちなみにこのガラスせいろ、単に食材を蒸すだけではなく、せいろの上段と下段をそれぞれ使って、同時に料理を作ることもできます。つまりこれは、「2段調理ができるガラス製の電子レンジ調理器」でもあるのです。
というか実際、使っているうちに「蒸し器というより調理器ではないか?」という気になりました。それくらい便利です。
せっかくなのでここでは、公式レシピに載っている2段調理レシピを、2品ご紹介しましょう。
まずは、「ハンバーグ+ラタトゥイユ」。上段にハンバーグのタネを成形したもの、下段にラタトゥイユの材料を入れて、電子レンジで10分(600W)加熱するだけなのですが、これが思った以上においしく作れて驚きます!
公式レシピでは、できあがったハンバーグにラタトゥイユをかけて食べるスタイルが紹介されていますが、それぞれ単体で食べても、もちろんおいしい! 夕飯に作ったら、家族にも大好評でした。
2品目は、「ねぎ塩だれのつけうどん」。実は筆者、竹せいろで蒸すうどんのおいしさにハマっていました。このガラスせいろを使えば、上段でうどん、下段でつけダレを同時に作れます。しかも、電子レンジで7分(600W)加熱するだけ。
公式レシピにならって冷凍うどんを使ったのですが、できあがったうどんは加熱ムラもなく、全体が「蒸しうどん」らしいモチモチ感のある仕上がり!
下段で作った「ねぎ塩ダレ」も、加熱されてクッタリしたねぎと豚バラ肉が絡んで、かなり高クオリティにできました。
食材がこびりつきにくいガラス製だから、キレイに洗える
そして、この製品の大きなポイントがこちら。ハリオ自慢の耐熱ガラス製の本体は、食材がこびりつきにくく、せいろと違って洗剤でキレイに洗えるのです。清潔性が気になる人には嬉しいポイントでしょう。食洗機に対応しているのも◎。
竹せいろのように、しっかり乾燥させないとカビる……といった心配もありません。このメンテナンス性の高さは、毎日でも使える調理器として大きなアドバンテージと言えるでしょう。
そんなわけで、ハリオのガラスせいろを数日間使い込んでみて感じたのは、竹せいろの代わりというより、「せいろの利点を取り入れた、優秀な電子レンジ調理器」だということ。
正直に言えば、天然素材の竹せいろには、蒸し上がりの風味や “情緒” みたいなものがあり、それは間違いなく魅力です。しかし、火を使わない安全性があって「ほったらかし料理」ができるとか、お手入れのしやすさという点で、ハリオのガラスせいろは圧倒的。
あと、作ったおかずをガラスせいろに入れてフタを閉め、そのまま冷蔵庫に入れることもできます。保存容器としても使える利便性があるのは、地味ながらも利点ですよね。筆者のようにすでに竹せいろを持っている人が、追加で電子レンジ調理器として導入するのもアリだと思います。
ハリオのガラスせいろは、すでに竹せいろを使っている人にも、これからせいろデビューしたい人にも、「せいろ」に興味があるすべての人におすすめできる逸品でした。


