家電製品レビュー
感動ポイント多! 何でも美味しく、しかも自動で調理してくれるパナの最新オーブンレンジが超便利
2020年2月3日 06:00
電子レンジは、今は大抵の家庭にはあるもので、冷蔵庫や洗濯機と並ぶくらいに必須家電なのではないかと思う。温めるという単機能の電子レンジから、最近はオーブン機能にスチーム、コンベクション機能などを備えた高機能レンジが人気で、どんどん進化している。
そんな中でIoT家電として使い勝手も格段に上がったパナソニックのオーブンレンジのハイグレードモデル「NE-BS2600」をじっくり使ってみた。感動ポイントが多すぎてどうしたものかと頭を抱えてしまった私。そしてそれ以上に頭を抱える失敗もありのリアルレポート。それではいってみよー!
メーカー名 | パナソニック |
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製品名 | 三つ星ビストロ NE-BS2600 |
価格(編集部調べ) | 154,880円 |
こちらがNE-BS2600。パナソニックの家電はここ数年で一気にデザインが洗礼されたと思う。派手さや奇抜さはないが、その中で高級さと落ち着いた雰囲気が光っている。シンプルなのに絶妙な存在感。もう見ただけで惚れてしまいそうな佇まいにうっとりしてしまった。取っ手の木の雰囲気とか、もう憎い、憎いよぉー!
大容量30Lの庫内は、フラットで掃除もしやすそう。ヒーターが庫内でむき出しだと、一気にお手入れが大変になるので、ここは重要ポイントだ。そして、大容量なのに45cmのスペースに設置できるローフォルムのコンパクト設計となっている。
操作部分は液晶パネルと簡単なボタン。よく使う「毎日」タブを中心に「手動」「料理集」と3つのタブに分かれた画面は非常に使いやすい。スマホと連携させると、料理集タブはほとんど使わないどころか、欲しいレシピをスマホから好きなだけ転送できる。
高機能だとつい操作も複雑になりがちだけれど、見た目と操作は非常にシンプルで、使う側に高機能さを求めていないところがステキだ。付属品としてオーブン用の角皿2枚とグリル皿1枚、ミトンが2枚付いてくる。このグリル皿、なんだか凄そう……。
オーブンレンジなので、もちろん電子レンジの機能が付いている。このレンジの進化が凄いのだ。きっとセンサーの進化が著しいのだろう。まるで目が付いているかのように賢いセンサーのおかげで、調理機能が一気に向上している。
このレンジ1番の推し機能は「ワンボウル調理」だと思う。材料を全て1つのボウルに入れたあとは、ビストロにおまかせするだけ。そこで力を発揮するのは「とろみセンシング」。0.1秒毎に温度を見守り、肉や魚が硬くなるのを防ぎ、とろみも検知しながら調理することで、混ぜなくてもこびりつかないのだ。
凄すぎてもう何がなんだかって感じだけれど、要は材料を入れるだけで完成するし、洗い物はボウル1個だけだし、途中で混ぜたり様子みたりする必要もない。カレーやシチューも、最初からルウなどすべての材料を入れて待つだけ。加熱が終われば、全体を軽く混ぜてできあがり。
ボウルで作ることに慣れないので違和感を抱きつつも、シチューの材料を入れて作ってみた。「ルウが固まりそう」「吹きこぼれそう」「牡蠣がカチコチになりそう」と、どこかで信じきれないままワンボウルシチューの調理スタート。時間は約30分。レンジで30分っていうのも「電気代かかりそう」とそこそこ勇気がいる。
完成のお知らせとともにボウルを取り出してみると、想像以上にちゃんとシチューだ。30分調理して、電気代も約9.5円。電子レンジの電気代ってそんなもんだっけ? と軽く拍子抜けするし、電気代の目安が表示されるのはちょっと安心する。
ボウルは熱くなっているので、取り出し時とラップを外す時は火傷に注意。全体的に軽く混ぜて完成だ。結果、ルウは全然固まってないし、全く吹きこぼれなかったし、牡蠣だってプリップリの仕上がり。お皿に移して食べて、残ったものは保存容器に入れて冷蔵庫へ。あとは都度、食べる分だけレンジで温めれば良いので、本当にビストロ1台だけで火も使わない。温め直しでもしっかりセンサーが働いているので、牡蠣も固くならなかった。
カレーやシチュー以外にも、ワンボウル中華やワンボウルフレンチなどちょっと手の込んだレシピも作れる。えびのチリソースには心底感動した。材料を入れて自動メニューで調理するだけで、絶品のぷりっぷりエビチリが出来上がるのだ。手抜き感は全くない。なんなら「今まで食べたエビチリの中で1番好きかも」と夫に言わしめる美味しさだった。とろみセンサーのおかげで片栗粉などが混ざっていても全然こびりつくことがなかった。ワンボウル調理の実力恐るべし。
自動の温め機能だけでも、センサーのおかげでムラなく固くならず良い仕上がりになる。ご飯の端がカチカチに固くなってしまったり、中が冷たかったりと、自動温め機能にトラウマがあるのか、頑なまでに手動レンジにこだわって温めをしていた夫も、NE-BS2600のセンサーにはひれ伏したようで、やっとのことで自動温め機能を信じ始めた(笑)。
本機は、冷凍ものと冷蔵ものを同時に温められる「ねらって加熱」なんて凄技までもっている。お肉の解凍も、火が入ってしまったり、カチカチのままだったりと、なかなか良い感じで解凍できなくストレスを抱えていた私も、「高精細・64眼スピードセンサー」×「サイクロンウェーブ加熱」の合わせ技で、手でほぐせる位にほろほろに解凍された挽肉を前に、ものすごく感動を覚えている。レンジの進化はセンサーにあったのかぁ。
元々グリル機能が強いうえ、10分調理などのスピードメニューなども多く、時短と美味しいの両立をしてくれていたビストロだが、今回チタンコートのグリル皿になったことで、熱ロスを抑え、上ヒーターの温度上昇を早めることで、立ちあがりの速さと高火力を実現した。
上面だけじゃなく、グリル皿裏面のフェライトがマイクロ波を吸収して素早く発熱することで、底面もしっかり焼き付ける。ヒーターの密度も従来品に比べ22%もアップしたので、強い火力で満遍なくグリルできるのだ。
予熱なしで短時間でこんがり焼き上げてくれるグリル。グリル料理は準備はそこそこ簡単なのに、大満足の主菜が作れるので大好きだ。お肉もこんがりジューシーに、家が一気にビストロになる。
そこで、塩胡椒をまぶした手羽先を並べて焼いてみた。スーパーでグラム100円程度の普通の手羽先が、皮はパリッと香ばしく、肉汁は閉じ込められジューシーに、食べ始めると止まらない美味しさに! 強い火力のなせる技という感じで、シンプルなレシピにこそ実力を感じる一品となった。
魚だって美味しく焼き上げてくれる。スピードエリア加熱という機能で、1~2人分を調理する際は、グリル皿の中央を効率良く加熱してくれるので、秋刀魚2尾なら13分程度でしっかりと焼き上げてくれる。
煙も出ないし、直火で焼いたみたいにこんがり焼けて、そして短時間で焼き上げるので水分が飛ばずパサパサになることもない。ふんわりと柔らかく香ばしい魚にこれまた感動。
ヒーターとスチームの組み合わせで、パリッと焼きながらも中はふっくら温めるという凄技をもっているので、うなぎの温めなども失敗知らず。餃子だって蒸らしと焼きの作業を上手いことやってくれる。
冷凍餃子を凍ったままグリル皿に並べて「チルド餃子」の自動メニューでグリルする。スチーム機能を使うときは、調理前に給水タンクを満水にしておく必要がある。
焼いている途中から、見よこのスチームパワーを! ってくらいに庫内に充満する水滴がすごい。蒸らされて焼かれて、餃子の出来上がり。スチームの力で良い感じに皮がモチっとしている。そして底面にはしっかりとした焼き目が。さらに羽根までできている。しかし、焼き目にはちょっとムラが出た。
ヒーターとスチームの組み合わせ調理だけでなく、オーブンと電子レンジの合わせ技という機能も付いている。上段ではグリル機能で肉や魚を焼き上げ、下でソースや副菜などをレンジ機能で同時に作るのだ。時短にはもってこいだし、熱々の料理を同時に作れるのが嬉しい。
主菜+副菜や、主菜+ソースの組み合わせを同時に作ることができるので、グリルでハンバーグを焼きながら下でソースを作ってみた。ハンバーグはグリル皿の中央に並べて上段に設置し、ボウルに野菜ソースの具材を入れて調理スタート。加熱時間は22分。調理後水溶き片栗粉をボウルに入れて混ぜ、三つ葉を散らすとあんかけソースの完成。
お皿にハンバーグを乗せて野菜ソースをかけると、ものっすごく豪華なハンバーグの完成。簡単すぎてびっくりするんだけど! ハンバーグも高温グリルで肉汁をしっかり閉じ込めてくれて、お店のハンバーグの味だ! 同時進行でどちらかを加熱しすぎたりしないのが不思議すぎる機能だ。
オーブンとグリルの違いがイマイチ分からないと言う人もいるけれど、グリルは直火と電気の違いはあれど熱源から発する高熱で焼き上げる感じで、オーブンは庫内を一定の温度に保って均一に加熱していくイメージ。グリルの両面焼きの場合は、レンジ機能も併用される。
お菓子作りやパン作りをする人には、オーブンの性能が、選定条件の中で優先順位になることも多いのではないだろうか。均一に熱を入れながら熱するって、簡単なようでなかなか難しくて、「焼きムラが」とか、「オーブンの癖が」などとよく言われるけれど、どうしても熱の入りやすい場所と熱が届きにくい場所があったりするのだ。
よーし、お菓子作りでもしてオーブン使ってみるぞ。ということで、アップルパイを焼いてみた。林檎のフィリングとカスタードクリームの組み合わせって美味しすぎない? なので、カスタードクリーム入りで。
カスタードクリームもレンジ機能で超絶簡単。材料をボウルに入れてよく混ぜ、ラップを軽くかけてレンジで1分、1度混ぜてさらに1分、もう1度混ぜてさらに1分。1分ずつ、3回の加熱で完成である。冷凍パイシートに、カスタードクリームと林檎のフィリングを載せて、パイシートで蓋をして端を閉じる。
このタイミングでオーブンを200℃に予熱開始する。予熱時間は大体8分ほど。めっちゃくちゃ早いのだ。作業が追いつかないくらい予熱が早いのだ! 予熱開始してから、艶出しするために溶いた卵黄をパイシートに塗っていく。塗り終わった頃にちょうど予熱完了のお知らせ。やっぱり早い。
角皿が2段、アップルパイが同時に12個焼ける広々庫内! 20分で焼き上がる。焼き色が薄い場合は、追加で予熱なしで5分ほど焼くと良い。こんがり焼けたアップルパイが「あれ? 私お菓子作りも上手だったっけ?」と自画自賛したくなるレベルの仕上がり。焼きムラも全然なく、上下段共に均一に綺麗な焼け方で、予想以上の仕上がりだった。
ほかにもオーブン機能は、設定温度が70~300℃(240℃以上は運転時間が約5分、その後は230℃で運転)と幅広く、低温でじっくりコンフィを楽しんだり、高温でピザや焼き芋まで作れて、料理の幅もぐんと広がる。
そして、30~65℃の発酵機能も付いているので、ヨーグルトや甘酒などの発酵食も楽しめる。要は低温調理機としても十分に使えるようになっているのだ。低温でもスチーム機能を選択できるので、パンの発酵の際も霧吹き不要。美味しいパン作りがはかどりそう。
丸鶏だって余裕で入る。230℃に温めたオーブンの中に焦げ目が付かないようにアルミ箔をかけたチキンを入れて60分。アルミ箔を取ってからジャガイモ、人参、玉ネギを周りに載せて30分。そこにブロッコリーやアスパラなどを追加して10分。
チキンから溢れ出した旨味たっぷりの脂が野菜を美味しく仕上げてくれる。途中でこの脂をスプーンですくってチキンに数回掛けてあげると、もっと見た目もこんがりで美味しそうだったかも。
時間はちょっとかかるけれど、ただ焼いただけ。手間は野菜を切ったくらい。それがこんなご馳走に! 切った瞬間に皮はパリッと、中は猛烈ジューシー感が凄い。今まで食べたチキンの中で1番美味しかった気がする。
とにかくふっくらジューシー。きっとそれは「スチームプラス」機能のおかげ。オーブン調理の途中でスチームを入れることができるのだ。これはパンやケーキを焼く時にかなり重宝される機能だろうけれど、鶏肉でも俄然美味しさが違った! 「なんじゃこれー!」とビックリして4人でチキンをペロリと食べてしまった。
だがこの感動の後に、悲劇は襲ってきた。オーブン調理にグリル用の皿を使ってしまったのだ。変形などなかったものの、グリル皿はグリル専用で、オーブン皿はオーブン専用のため、ついうっかりは避けたいところ。260℃以上の高熱オーブンで使用していたら、側面が変形する恐れがある。逆にオーブン皿をグリルで使用してしまったら、マイクロ波を併用するグリルでは火花とか出ちゃう可能性も。考えただけでゾッとしたのでありました。
そして何よりの悲劇は、グリル皿のまま食卓に出してしまったこと。夫がチキンを切りわけてくれて、今までで1番美味しい! と最高の感動を味わった後に、片付けをしていて「ギャーー!」と本当に悲鳴を上げてしまった。グリル皿にはチタンコーティングが施されているが、チタンは柔らかい金属なのだ。グリル皿の上でナイフを使ったことで、傷が入っている。
冷静に考えるとやらないだろうし、取扱説明書にはしっかり注意書きとして書いてあることなのに何故!? と我ながら後悔しても後悔しきれないのだけれど、きっと私のようなうっかりさんもいるだろうと恥を忍んで注意喚起をば。お皿の取り違えと、グリル皿のままの配膳は絶対にダメ~!
オーブンレンジ本体の性能がとにかく凄くて、とにかく優秀だ。特に日々使っていく中で、とても便利で評価したいポイントは、スマホ連携の機能。ビストロはかなり前からスマホ連携機能(NFC連携)を搭載している機器もあったが、数年前までは正直不満の部分が多かった。「今日何食べよう」には答えてくれなかったし、結局メニューを自分で考えて、調べて選ぶ必要があったし、スマホ連携というより、リモコンみたいな位置づけだった気がする。
それでも、ソフト面が少しずつアップデートされることで快適になるんじゃないかと期待も大きかった。けれど、期待するほどのスピード感や進化を体感できず「まぁ、なくていい機能だな」とガッカリ感の方が強かったんだ。
それが2016年に全面リニューアルされたキッチンポケットアプリとビストロの連携が実現したことで、急激にIoT家電としての本領を発揮し始めた。ただのリモコンから、本当にスマホからレシピを転送する世界になったし、キッチンポケットが進化すればするほど、オーブンレンジとしての価値も上がっていく。やっと、ソフト面がこの高機能ハードと伴走できるまでになったかー! と、なかなかの感動だ。
使いやすいだけじゃなくて、楽しい発見などもぎっしり詰まっているキッチンポケット。ただのレシピ検索機能だけではなく、メニューを考えるのが億劫だったり、マンネリ化した料理に困ってたりしても「おすすめレシピ」や「人気レシピ」「特集」などが良いヒントになる。
紙のレシピと違ってアプリなので、レシピで分量を選択すると、材料に調理方法、調理時間までが自動で変更されるのも嬉しい。「Bistroへ送信」ボタンを押すだけで本体のメニュー画面に転送されたレシピが表示されて、あとは本体のスタートボタンを押すだけだ。
ただ、キッチンポケットの機能で使ってみたかった、1週間分のレシピ提案はまだ使える感じじゃなかった。何故なら、1週間分のレシピを主菜・副菜のバランス良く並べてくれてありがたいのだけれど、ただレシピを並べているだけなので、買い物リストがかなりカオス。トマト1個とか、なす1本とか言われても「そうじゃない!」感が(笑)。
こちとら1週間分をまとめ買いして使い切りたいのだよ。大根や白菜1個を使い回したいし、1個使って残った茄子はどうしてくれるの? といろいろ突っ込みどころが。1週間のレシピの買い物リスト見ると、調味料なども含まれるとはいえ80行とかになって、使いこなすのは至難の技どころか無理すぎる(笑)。
この1週間レシピが改善されたら、節約にも時短にも繋がって日々の苦悩から解放され、かなりの貢献になると思うので、めちゃくちゃ期待したいところ。
アプリ連携の進化は、アプリ内だけに留まらない。お弁当やミールキットなどを展開している宅配サービス「ヨシケイ」とのコラボで、下ごしらえされた材料のキットがキッチンポケットアプリから注文できて、ヨシケイから宅配サービスで届く。そしてアプリから届いたキット用のレシピをオーブンレンジに転送すると、調理までできるというネットとリアル、ハードとソフトの面白い融合が体感できて、誰が考えたの天才! と思った。
順次サービスを拡大中なので、サービス提供エリアは要確認。我が家の地域では、「ビストロ×ヨシケイ オリジナル中華キット」が注文可能だった。有名中華料理店監修の本場の味が家で楽しめるというキット。アプリから注文すると、指定日に冷凍便で届く。
いつ食べようかなーと思いながらしばらく冷凍庫で控えていたけれど、とある仕事が忙しくてちょっと遅くなった日、「くたびれたー。ご飯の準備面倒だー」と思ったときに「あ! 美味しい中華がある」と気付いた嬉しさったら。
「今夜は油淋鶏と麻婆豆腐にします!」と言ったら、「ご馳走だ! でもそんな無理しなくていいよ」と期待通りの100点満点の夫の返事(笑)。いえいえ簡単なんです。とニヤリと調理開始。
レシピでは材料を解凍したところから始まるので、麻婆ソースと油淋鶏の鶏肉は一緒にビストロの解凍機能で解凍しちゃう。そしてまずは油淋鶏。下味の付いた鶏肉に別分量の片栗粉を揉み込んでグリル皿に並べてレシピ転送&スタート。画面に「ヨシケイ」って出てる! 不思議で面白い。
油淋鶏を調理している間に、ボウルに解凍した麻婆ソースと片栗粉を混ぜてから豆腐とニラを切って入れる。ニラがなかったのでネギにした。そんなタイミングで油淋鶏が出来上がった。次は麻婆豆腐の材料が入ったボウルをレンジに入れて、メニュー転送&スタート。
グリルした油淋鶏はお皿に盛り、ネギと付属のタレを掛けて出来上がり。そして待つこと数分、麻婆豆腐も出来上がった。ボウルを振って軽く全体をまぜて皿に盛る。私は麻婆豆腐でも絹ごし豆腐派だけど、レンジ調理なので、豆腐が崩れなくて嬉しい。あっという間に美味しい中華2品が出来上がったー。ミールキットって凄すぎない? と手軽さと美味しさにハマりそう。
ミールキットは中華メニューだけじゃなく、肉じゃがなどの定番メニューもいろいろあるみたいなので、外食気分で美味しい料理をって時にも、忙しい人の日常のご飯にも使えそう。今後のエリアとメニュー拡充に期待だ。
庫内がフラットなので、使った後のお手入れも簡単。固く絞ったぬれぶきんで、都度庫内を拭いて汚れを取る。汚れがひどい場合は中性洗剤を布に染み込ませて拭き取る。給水タンクやクリーントレイは取り出して水洗いできるので、週1程度でお手入れをしよう。
自動お手入れ機能も充実していて、「便利機能>お手入れ/庫内を冷ます」から、「庫内」「天井・脱臭」「洗浄・水抜き」「クエン酸洗浄」と選べてお手入れできる。便利で高機能でも、お手入れが面倒だったら、ついつい使うこと自体面倒になっちゃうけれど、これならば毎日毎日ガンガン使える。お魚だって臭いも気にせずにどんどん焼けちゃうのはとても嬉しい。
お手入れ機能ではないけれど、便利機能としてロック機能もあって、ボタンや操作画面に触れても操作できないようになっているので、小さなお子様がいてもヒヤリの事故を防げてとても安心だ。
ビストロのハイグレード機種「NE-BS2600」はとにかく高機能だ。オーブンレンジってここまで凄い進化を遂げているのかと、心底感動する。ただの調理家電というよりも、これはもっとスケールの大きい「もっとずっと生活が楽しくなる」パワーを秘めているオーブンレンジだ。
料理が好きな人が思う存分腕を振るう相棒にもなるだろうし、毎日献立に頭悩ませている人の力強い味方にもなる。忙しい人の負担を軽減してくれるだろうし、そこにある箱はただの調理する道具ではなく、時間や生活スタイルそのものに入り込む生活家電だなぁと、実感したのでありました。