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東芝、生地をこねずに1時間で食パンが作れるスマホ対応の最上位オーブンレンジ

過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-VD7000」

東芝ライフスタイルは、メインの食材を選ぶだけで自動調理できる過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-VD7000」を、7月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は17万円前後。

過熱水蒸気/オーブン/レンジ機能を備えた、同社オーブンレンジのフラグシップモデル。自動メニューを拡充し、メインとなる食材を「牛/豚/鶏/野菜」の4種類から選ぶだけで、温度センサーが食材や分量に合わせ温度や時間を調節して調理する「石窯おまかせ焼き」を新たに搭載した。フライパン料理より簡単に、手間なくオーブン料理を楽しめるという。

同機能で対応する分量は、200〜1,000g。骨つき肉やブロック肉も載せられ、野菜も一緒に調理できる。家にある材料を並べて運転をスタートするだけで、食材に合わせて美味しく仕上げてくれるという。

メインとなる食材を「牛/豚/鶏/野菜」の4種類から選ぶだけで本格オーブン調理が可能
食材に合わせた温度と時間を自動設定してくれる

このほか、食材の分量を判別して加熱する「分量おまかせ! スピードメニュー」には10レシピを新採用。「豚肉とピーマンの炒め物」や「肉じゃが」などを用意する。食材と調味料をボウルに入れて加熱するだけの「おつまみ1分」メニューには、新たににんじんのナムル、おくらおかか和えなど6レシピを追加した。

パン生地の「こねる」という手間を不要にした「お手軽パン」には、新たに「食パン/コッペパン/糖質カットパン」の3レシピを追加。約1時間で、簡単に焼きたてのパンが楽しめるという。

「お手軽パン」に、「食パン/コッペパン/糖質カットパン」の3レシピを追加

本体のカラー液晶は、従来の約1.3倍大きい5インチに拡大。見やすく、手元に説明書や料理集がなくても、あたためのコツやメニューの作り方、材料を確認できる。操作画面は、よく使う「あたため」や「手動レンジ」等をトップに配置したり、使い慣れたスマートフォン感覚のスクロール操作にしたりと、使いやすさにこだわったという。

また新たに無線LAN経由によるスマートフォン連携にも対応。専用アプリ「IoLIFE」からレシピ検索して加熱情報を本体に送信できるため、簡単に設定できるという。予熱・加熱終了などの動作状況の通知のほか、修理依頼もサポートするという。

スマホ連携に対応

レンジ出力は「1,000W(最大5分)/600W/500W/200W相当/100W相当」。オーブン温度設定範囲は、100〜300℃・350℃、発酵は30/35/40/45℃、スチーム発酵は30/35/40/45℃。過熱水蒸気は100〜250℃・300℃。自動メニュー数は493。

本体サイズは、約498×399×396mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は最大1,430W。カラーはグランホワイト、グランブラックの2色。

下位機種として、スマホ連携、石窯おまかせ焼き非搭載の「ER-VD5000」、「ER-VD3000」を、6月中旬にに発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、13万円前後、9万円前後。