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東芝、業界最高350℃のオーブンレンジ。ブロック肉も魚も自動調理

過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-WD7000」

東芝ライフスタイルは、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」のフラッグシップモデル「ER-WD7000」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は180,000円前後。

業界最高という350℃でオーブン調理ができるオーブンレンジ。1,024ポイントの赤外線センサー/温度センサーによる「ねらって赤外線センサー」を備え、食品の位置と分量を見分けて高精度に検知、適温に温められるという。

鶏/豚/牛/野菜のメイン食材を選択するだけで自動調理が可能な「石窯おまかせ焼き」メニューに、魚と深皿煮込みメニューを追加。スマートスピーカーにも対応し、加熱時間や温度を音声で操作できるようになった。

「石窯おまかせ焼き」に魚、深皿煮込みメニューを追加

オーブン調理の自動メニュー「石窯おまかせ焼き」に対応する食材を拡充。メイン食材を「鶏/豚/牛/野菜/魚/深皿煮込み」から選択すると、温度センサーで火加減を自動調節して焼き上げる。骨付き肉やブロック肉に対応するほか、メイン食材と野菜の同時調理もできる。食材や分量に合わせた温度と時間で調理することで、魚はふっくらやわらか、煮込み料理はじっくり旨味が引き出された仕上がりになるという。

深皿と角皿を使って上下2段で調理する「簡単同時調理」機能を新搭載。レトルトや冷凍食品などを、予熱せずに約30分の加熱で調理できるという。同機能では「簡単中華セット/簡単オムレツセット/簡単パスタセット」の3レシピを用意する。

メイン食材を選ぶだけで自動調理
食材に適した火加減でおいしく仕上げる
「簡単同時調理」機能では2種類の料理を同時に作れる

同社のスマートフォンアプリ「IoLIFE」と接続することで、新たにスマートスピーカーと連携した音声操作に対応する。オーブンの温度やレンジのW(ワット)数、加熱時間を音声で設定可能。画面に触れずに操作できるため、調理中で手が汚れているときに便利としている。

さらに栄養不足を補うレシピを提案する「栄養バランスサポート」機能も新搭載。検索したレシピの栄養バランスを表示するほか、摂取したい栄養成分を選んで検索できる機能を追加し、バランスを考慮した献立作りをサポートするという。アプリではほかにも、外出先からのレシピ検索、スマホから本体への加熱情報送信、予熱/加熱終了などの通知が可能。

音声操作に対応
摂取したい栄養素からレシピを検索

レンジ出力は、1,000W(最大5分)/600W/500W/200W/100W相当。オーブン温度設定範囲は、100〜300℃/350℃、発酵は30/35/40/45℃、スチーム発酵は30/35/40/45℃。過熱水蒸気は100〜250℃/300℃。自動メニュー数は497。

本体サイズは498×399×396mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は1,430W。本体カラーはグランホワイト、グランブラック。

グランホワイト

このほかにも新製品として「ER-WD5000」「ER-WD3000」「ER-WD100」を6月上旬以降に順次販売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に140,000円前後、100,000円前後、75,000円前後。発売時期はER-WD5000が6月上旬、ER-WD3000とER-WD100が7月上旬。

ER-WD5000

3機種とも鶏肉、豚肉、牛肉、野菜の「石窯おまかせ焼き」を利用できるが、魚や深皿煮込みには非対応。そのほか、WD5000のみ「簡単同時調理」機能に対応。「ねらって赤外線センサー」を備える。

WD5000とWD3000は熱風循環加熱により2段調理が可能で、WD100は上下ヒーター加熱となる。ER-WD5000/3000/100の3機種とも、自動メニュー数などが異なるほか、アプリの栄養成分表示や音声操作はサポートしない。