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タイガー、1合を約17分で炊飯できる圧力IH炊飯ジャー

 タイガー魔法瓶は、「少量高速」メニューを搭載した「圧力IH炊飯ジャー <炊きたて> JPC-G型」を、6月21日に発売する。5.5合炊き「JPC-G100」と、1升炊き「JPC-G180」をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、70,000円円前後、73,000円前後(税抜)。

圧力IH炊飯ジャー <炊きたて> JPC-G型

 内鍋の外側に、「かまど熱封土鍋コーティング」を新たに採用した圧力IH炊飯ジャー。かまどが生み出す温度差から着想を得ており、上部には熱伝導の高い銅素材を、下部には蓄熱性の高い土鍋素材を使用したコーティングを施している。これにより上下の温度差で自然な熱対流が発生し、より強く米をかき混ぜて旨味を引き出すという。銅素材を取り入れることで熱伝導性が向上し、沸騰維持工程の加熱量が13%アップしたとする。

 内鍋の内側には「遠赤土鍋コーティング」を、底面には土鍋対流仕上げを施している。遠赤効果を高め、土鍋のような細やかな泡立ちで沸騰し、美味しさを引き出すという。

「かまど熱封土鍋コーティング」を新たに採用
上下の温度差で自然な熱対流が発生し、より強く米をかき混ぜて旨味を引き出すという

 近年の時短ニーズの高まりを受けて、新メニューも搭載。1合が約17分で炊飯できる「少量高速」メニューは、土鍋コーティングの内鍋ならではの蓄熱性や熱伝導性の良さにより、高速炊飯を実現したという。冷凍用のごはんが美味しく炊ける「冷凍ご飯メニュー」は、解凍したときに見られるパサつきや、再加熱時のベタつきを抑えたとする。

 本体デザインも追求し、どこから見ても美しいコンパクト360度デザインを採用。圧力搭載モデルながら、非搭載モデルと変わらないサイズ感とする。操作部は光る文字が見やすい液晶画面で、暗所での操作もスムーズにできるという。

 このほか、大小2つの圧力ボールでもっちり、しっかりした食感を引き出す「可変W圧力炊き」や、しっとり保温する「つや艶内ふた」、毎日続けられる美味しさを実現した「麦めし」メニューなどを採用。

 5.5合炊きの本体サイズは、約252×302×211mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.4kg。最大消費電力は1,200W。カラーは、レッドクレイ、モスブラック、エアリーホワイトの3色。

 1升炊きの本体サイズは、約275×329×242mm(同)で、重量は約6.5kg。最大消費電力は1,350W。カラーは、エアリーホワイト1色。

レッドクレイ、モスブラック、エアリーホワイト

 下位機種として、内鍋に「熱封土鍋コーティング」を施した「JPC-H型」も同時に発売する。5.5合炊き「JPC-H100」と、1升炊き「JPC-H180」をラインナップし価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、50,000円前後、53,000円前後(税抜)。

 カラーは、5.5合炊きがシルキーホワイトとディープブラウンの2色。1升炊きがディープブラウンの1色。

シルキーホワイト
ディープブラウン
内鍋に「熱封土鍋コーティング」を施している