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パナソニック、「Wおどり炊き」が同一水量でかため~やわらかの4段階炊き分けできる理由

 パナソニックは、高級炊飯器「SR-VSX9」シリーズで炊いた新米の試食体験会をメディア向けに開催した。食感別・お米の銘柄別に炊き分けができる点が特徴の本機を用いて、食感別の食べ比べや、ゲストによるトークショーなどが行なわれた。

 SR-VSX9シリーズは、高速対流と可変圧力で、とことん米を踊らせて炊き上げる「Wおどり炊き」を搭載したスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器。お米を釜底からしっかりかき混ぜ、均一に熱を加えるため、一粒一粒の甘みや旨み、香りを丁寧に抽出するという。

「SR-VSX9」シリーズ
Wおどり炊き

「かため~やわらか」4種類の食感で食べ比べ

 まず、SR-VSX9シリーズと、同社のおどり炊き非搭載モデルで炊いたごはんの食べ比べが行なわれた。食べてみると、SR-VSX9シリーズで炊いたごはんの方がより旨みを感じ、香りにも広がりがあった。

左から「Wおどり炊き」非搭載モデル、「Wおどり炊き」搭載モデル
食べ比べてみた

 食感炊き分けの食べ比べでは、かため/しゃっきり/もちもち/やわらかの4種類に炊き分けられたごはんと、会場であるAKOMEYA TOKYOが選んだおすすめのごはんのお供が用意された。

 まずごはんだけを食べてみると、「かため/やわらか」の2つは大きな差があり、水の量を調整しなくてもこんなに変わるのかと驚いた。「もちもち/やわらか」、「かため/しゃっきり」は似ていてわかりづらいかと思っていたが、意外にもしゃっきりとかためでは、はっきり差を感じられた。

 かためはあっさりとした噛み応えであるのに対し、しゃっきりはハリが強く粒がたっていながら、粘りや弾力も感じられ、個人的にはしゃっきりが好みだった。

用意されたごはんのお供
「かため~やわらか」で炊き分け

 お供は、かため~やわらかの食感に合わせて選んだという。「アコメヤの鯖缶 若狭五徳みそ」は、もちもちがおすすめとされていた。ごはんに鯖を乗せて食べると、コクのある味噌ダレがごはんと絡まってとてもおいしい。試しにかためのごはんと食べてみると、タレがごはんに絡まずさらっと流れてしまい、もちもちごはんと食べた方がおいしさが引き立つという印象だった。

会場にはほかにもたくさんのお供が展示されていた
「アコメヤの鯖缶 若狭五徳みそ」はもちもちごはんと食べるとおいしかった

 ボタン一つでできる炊き分け機能について、パナソニック アプライアンス社 キッチン空間事業部 炊飯技術部 炊飯器制御設計課 調理ソフト開発係 ライスレディ・塚原 知里さんは、以下のように説明した。

 「パナソニックの炊飯器は、浸水後の炊き上げの工程で、水を最大火力で沸騰させたのち、中火で沸騰を維持させています。その際の火力を強くし水分の蒸発量を増やすと、お米の含水量が下がり、かための食感に炊き上がります。

 火力をコントロールすることでごはんの食感を調整できるため、水量は一定のまま炊き分けられるのです」

料理家・樋口 直哉さん(左)と塚原 知里さん

 SR-VSX9シリーズのラインナップは、5.5合炊き「SR-VSX109」と1升炊き「SR-VSX189」の2機種。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、11万円前後、11万5,000円前後(税抜)。

ブレンド米にセカンドライスも「新しいお米の楽しみ方」

 続いて、食にまつわるコンテンツを企画・制作・販売するクリエイティブチームhonshoku 代表取締役 平井 巧さんと、東京・原宿にある三代目小池精米店の店主 小池 理雄さんが、「お米のサードウェーブ~新しいお米の楽しみ方~」というテーマでトークを繰り広げた。

 2人は、ごはんをただ食べるのではなく、楽しんでもらいたいと「ごはんフェス」などの活動を行なっているという。その中で、新しいお米の楽しみ方として、「ブレンド米」や「セカンドライス」を提案。

 「セカンドライス」とは、複数種類のお米を常備すること。小池さんは「いつものお米に加えて、味や食感が異なるお米を常備し、その日の料理や気分に合わせて、色んなお米を楽しんでほしいですね」とコメントした。

小池 理雄さん(左)と平井 巧さん
NO RICE NO LIFE