10分こそうじ
プチプラグッズで冷蔵庫の中をすっきりキープ!
2023年12月28日 07:05
大掃除で冷蔵庫の中を整理しても、しばらく経つとごちゃごちゃになってしまうという人は少なくないのではないでしょうか。今回は収納しやすく取り出しやすい冷蔵庫を実現する、100円台のプチプラグッズをご紹介します。
冷蔵庫はさまざまな食品を新鮮に保つため、温度帯別に分かれています。冷蔵庫の特徴を知りながら、新鮮さをキープできるように、食品に合った温度で保存しましょう。
【冷蔵室:3~6℃】
冷気は下に溜まるため、傷みやすい食材は下段で保存しましょう。脱臭剤を置く場合も、ニオイの溜まりやすい下段に。もやしやカット野菜などは、野菜室ではなく冷蔵室で保存するのがおすすめです。
【チルドルーム:0~2℃】
肉や魚の解凍、キムチや味噌など発酵食品の保存はチルドルームが◎。実はブロッコリーや生姜、ニンニクなどもチルドルームで保存すると長持ちするんです。生鮮食品の保存に向くチルドルームは、「パーシャル」「微凍結」など氷点下の温度に設定するモードを備えている場合もあります。
【冷凍室:-20~-18℃】
食品を全体の7割以上入れることで、冷気を逃さず長期間の保存が可能になります。
【野菜室:3~8℃、湿度高め】
野菜は乾燥させないよう袋に入れて保存しましょう。ぬか床やじゃがいもも、野菜室でOK。葉物野菜は立てて収納すると日持ちするうえ、出し入れもしやすくなりますよ。
参照:パナソニック公式サイト よくあるご質問「冷蔵庫の庫内温度の目安は」
野菜室は紙袋で仕切る
それでは、冷蔵庫の各室に合った収納方法とグッズをご紹介します。
まず野菜室は、庫内が大きくなればなるほど、大きさや形状の異なる野菜を入れるための工夫が必要。野菜が自立しないのも、野菜室が使いにくくなる原因です。
そんな悩みを解決するために紙製の袋を使います。紙袋はプラスチックなどの収納ケースと異なり、簡単に形を変えられるので、野菜のサイズやスペースに合わせて無駄のない収納を作ることができるのです。
野菜の泥などで汚れても、取り替えやすいという手軽さも◎。野菜室のお手入れが格段に楽になり、衛生的です。さらに、野菜や果物の冷やしすぎも防いでくれます。
実はお米も、野菜室での保存が適しています。低い温度に保てるうえ、直射日光や虫の侵入を防いで、品質低下を抑えることができます。
セリアの「米びつ」は、2kg用となっていますが2.5kg入れることができるので、5kgのお米を2つのケースで収納可能。無駄のないコンパクトなデザインなのでスペースを取らず、野菜室の手前スペースにぴったり収まります。フタを真上まで開けるとカチッとロックされるので、お米を計量するときに邪魔にならないのも嬉しいポイント。
冷凍室はブックスタンドで仕切る
冷凍室は、庫内の7割以上を食品で埋めるのがおすすめ。冷気が逃げにくく、節電になります。ただ、どんどん重ねて入れると探す手間が発生するため、立てて保存して在庫を管理しやすくしましょう。
食品を立てるのに便利なのはブックスタンド。組み合わせてボックスのように使うこともでき、自由にサイズも調整可能です。
マヨネーズが倒れないアクリルスタンド
冷蔵室のなかでもごちゃつきがちなのがドアポケット。マヨネーズなどの収納におすすめしたいのは、無印良品の「アクリルペンスタンド・小」です。ドアポケットに引っ掛けるタイプの専用収納もありますが、こちらは、ボックス型で安定感があります。
冷蔵室の棚にペットボトルや缶を収納するなら、セリアの「ボトルスタッキングマット」を。缶がゴロゴロ転がって、イライラするのを解消してくれるアイテムです。
使い方は、プラマットの上にペットボトルや缶をのせるだけ。1段目がしっかりホールドされるので、2段重ねにすることも可能です。もう雪崩の心配はありません!
この商品のいいところは、とにかくスペースを取らないこと。350ml缶、500ml缶も寝かせれば高さを気にせず収納できます。
年末年始は、特に日頃より多くの食品を入れることになります。プチプラグッズを上手に活用して、食品や光熱費のムダを省く出し入れしやすい冷蔵庫にしましょう!