10分こそうじ
使いやすく洗いやすい食品保存容器6選。おいしさも保てる
2023年12月7日 08:05
食材や調理済みの食品は、どのように保存していますか? 食品用ラップフィルムが主流だった以前に比べ、今ではさまざまな保存容器が販売されています。
保存だけに留まらず、美味しく再加熱できたり、汁物の保存にも対応した形状になっている商品もあります。さらに洗いやすい、かさばらないなど、容器そのものの取り扱いも手間がかからないよう工夫されており、使い勝手の良いアイテムばかり。
たくさんある種類のなかから選ぶ際に、気にしている点は以下の4つです。
- サイズや形状が保存したい食品に適している
- 耐熱/耐冷温度が使いたい家電に適している
- 洗いやすい/重ねやすい/軽いなど、管理しやすい
- 食卓にも出せるデザイン
今回は筆者が愛用しているアイテムを、おすすめポイントとともにご紹介します。
セリアのとにかく洗いやすい保存容器
使い勝手もコスパもいい、セリアの「とにかく洗いやすい保存容器 楽ちんパック」(110円)。100円ショップのプラスチック容器と侮ることなかれ! MADE IN JAPAN、イノマタ化学の製品なのです。
商品名通りとにかく洗いやすい! フチがフラットで溝がないので、洗いやすいだけでなく、溝に汚れや水滴が残ってしまうなんてことがありません。食洗機に入れても洗い残しがなく、助かります。冷凍、レンジにも対応しており、フタをしたままレンジ加熱もOK。
整理収納アドバイザー的に、この保存容器の一番のおすすめポイントは省スペースなところ。プラスチック容器は収納の際にかさばってしまうのが悩みでしたが、こちらは同じシリーズで揃えると重ねられるので、スペースを取りません。
サイズ展開も豊富で、270mlの小さい容器に至っては2つセットで110円という価格です。価格、サイズ展開、機能面、すべてが優秀で、取り入れやすいアイテムです。
おかずの保存にピッタリ。調理してそのまま食卓にも出せる
iwakiの「パック&レンジ」(7点セット、5,500円)は冷凍庫、レンジ、オーブンで使用できる耐熱ガラス製の保存容器です。
食材の下ごしらえ→冷凍保存→調理まで、これひとつでできるうえ、シンプルなガラス製の容器なのでそのまま食卓に出しても違和感なく使用できます。
冷蔵庫で保存する際にも、透明な容器は中身も残量も一目瞭然。ガラス製で汚れも落としやすく、色やにおいも残らないので、お手入れ簡単で長くきれいを保てます。
スリコの繰り返し使えるシリコンバッグ
3COINSの「シリコンフードバッグMサイズ」(550円)は、丈夫なシリコン製で繰り返し使える、持ち手付きのフードバッグ。マチはしっかり6cm、あると意外と便利な目盛りも付いています。
耐熱温度は-40~200℃。冷凍、レンジ対応で、湯煎にもかけられます。口の部分はしっかりロックされるのですが、完全密封ではないので、湯煎する際は持ち手に菜箸を通し、鍋のフチに渡して立たせて使用するのがおすすめ。こうしておくと取り出しやすくもなります。
筆者のおすすめの使い方は、ポテトサラダ。カットしたジャガイモを入れ、レンジでチンしてバッグの上から手でつぶせば下ごしらえ完了。マヨネーズや塩コショウ、カットしたハムやキュウリを加えて混ぜればラクラク完成! 余った分はバッグに入れたまま冷蔵庫で保存でき、洗い物が激減します。
食洗機にも対応していますし、引っかけて干せるようになっていて中まで乾かしやすいのも嬉しいポイントです。
自立する=使いやすい。スープの保存にも◎
3COINSの「マチ付きストックバッグ Mサイズ」(30枚入り、330円)は、マチがあって自立するため、冷蔵庫や冷凍庫の中で立てて収納できます。耐熱温度は70℃、耐冷温度は−20℃。
我が家では冷凍野菜の保存で活躍中ですが、自立するので調理済みのスープでも液漏れの心配が少なく安心。使うときもキッチンカウンターの上で場所をとらず、作業スペースを占領されないので快適です。
透明な袋にロゴのみで全体に柄がないため、中身が見やすいのもポイント。スタイリッシュなパッケージは、おすそ分けするときにも便利ですよ。
野菜や果物を新鮮なまま保存できるザル
水気を切る道具といえばザルですが、冷蔵庫に入れたいときにボールに重ねたり、ラップをかけたりと意外と手間がかかります。それを解決してくれるのが3COINSの「ザル付き保存容器 Lサイズ」(550円)。330円のMサイズも展開しています。
セットされたザルで野菜や果物を洗って、サッと水を切ってフタをして冷蔵庫へ。水気を切りながら、パッキン付きのフタでほどよい湿度を保って野菜や果物を乾燥から守ってくれます。四角い形でスタッキングもできて、冷蔵庫でも省スペース。透明なので中身が見えるのも使いやすいポイントです。食洗機にも対応しています。
Lサイズの容器は、鍋の季節にも活躍! 事前にカットした野菜などの具材を容器に入れて冷蔵庫にしまっておいて、鍋を始めるときにそのまま食卓へ持っていけばスムーズ。シンプルなデザインなので場所を選ばず使えそうです。
冷凍ごはんをムラなくふっくら温めるならコレ
マーナがお米マイスターの徳永真悟さんと共同開発した「極(きわみ) 冷凍ごはん容器」(2個入り、1,078円)は、冷凍ごはんをレンジでムラなくふっくらと温めることができます。
その秘密は、すのこパーツ。余分な水分を下に落としごはんのベタつきを防いでくれます。さらに、丸みを帯びた本体形状が均一に加熱してくれるとのこと。
収納する際にも、重ねやすくかさばらないデザインなのでスッキリ。食洗機対応も嬉しいですね。
1膳分(180g)が入る通常サイズのほか、約100gが入る小サイズ(2個入り、980円)、約250gが入る大サイズ(2個入り、1,628円)も用意されています。
使うときは「炊き立てのほぐしたごはんを入れる」「ギュウギュウに詰めずにふっくら入れる」「レンジで温めたあと、庫内で30秒ほどそのままにして蒸らす」といったポイントに気を付けると、よりおいしく食べられますよ。
便利、エコ、おいしいを叶える保存容器
繰り返し使えて、エコ。さらに、下ごしらえから調理、保存までの作業工程を大いに手助けしてくれるグッズは、忙しい私たちをキッチンでそっとサポートしてくれる強い味方です。比較的手に入れやすいものばかりなので、気になったアイテムはぜひ試してみてください。