ニュース

ボッシュが日立のエアコン事業買収を完了、白くまくんは継続

ボッシュが商業用HVAC事業を強化

独ボッシュは8月1日、ジョンソンコントロールズの住宅および小規模商業施設向けのHVAC事業(空調事業)、ならびにジョンソンコントロールズ日立空調の買収を、7月31日に完了したと発表した。買収額は、ボッシュとして過去最大規模の80億ドル(約1兆2,000億円)。

なお、日本では引き続き日立ルームエアコン「白くまくん」を開発・製造し、日立グローバルライフソリューションズが販売・サービスを担う。従来同様、消費者のニーズに即した高品質かつ高性能な製品を提供するという。

日立ルームエアコン「白くまくん」は継続

今回の買収により、ボッシュホームコンフォート・グループの規模はほぼ倍増し、従業員数は25,000人以上、売上高は80億ユーロ(約1兆3,600億円)超となるという。その結果、ボッシュは特に米国およびアジアにおけるプレゼンスを大きく向上させ、住宅および小規模商業施設向けのHVAC市場において、世界最大級のサプライヤーとなる見込み。