藤原千秋の使ってわかった! 便利家事アイテム
大掃除一点豪華主義その3「ケルヒャー 窓用バキュームクリーナー WV1」
2018年12月25日 06:45
断言しよう。「対外的アピール」として、最も効果的、かつ、周囲に与えるインパクト及びダメージ力に長けた大掃除箇所」と言ったら、「窓」である。断然、「窓」である。
ただ、この窓をピッカピカにしたところで、自宅内での暮らしにおけるメリットというものは、はっきり言ってさほど無い。
あえていうなら「気分が上がる」くらいのもので、なんなら家の外から家の中が覗きやすくなるわけで、デメリットのほうに勘定したくなる向きがあってもおかしくないくらいの優先度に過ぎない。
子育て中のママ向け媒体などでも家事記事を書く筆者は、大掃除ポイントとして「窓掃除」のプライオリティは全然高くないから大掃除ではやらなくていい、それでなくても忙しいし寒いんだから無理しないで! と、あちこちで話しもしたし、書いてもきた。その考え自体にブレはない。
が、しかし。しかしだ。
家の内と外との境界である、「窓」掃除をすると、当然、外からもその様子が見える。周囲に知れる。
つまり「私は!!! 我が家は!!! 大掃除をしているのです!!!」と、知らしめることができる。
そんなとき大活躍のマシンが、これだ。これなのだ。
「ケルヒャー 窓用バキュームクリーナー WV1」。
メーカー名 | ケルヒャー |
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製品名 | 窓用バキュームクリーナー WV1 |
実売価格 | 6,780円 |
旧モデルではなく、最新の2018年モデルがイチ推しだ。安定感が増し、汚水タンクが革命的に洗いやすくなった。冬に悩ましい結露を毎朝ジャブジャブ吸い取れる点だけでも買いなのだが、それでなくても寒い真冬の大掃除のしかも屋外窓掃除など、いかなアピール目的であっても長い時間かけてやるものではない。
なので、煤煙などによる油性汚れがさほどでもないなら、一気呵成に行なうのが正解だ。捨ててもいいタオルなどをぬるま湯に浸して「びちゃー」となったものでもって、窓ガラスをわっしわっしと洗い拭きしていこう。
掃除のポイントといえるようなことも特にないがガラス面に乾いた部分を残さないのが大事といえば大事だ。
そのようにしてガラス窓全面が程よく拭けたら、すかさず窓用バキュームクリーナーで水滴をバキュームしていこう。拭いたところが乾くと世にも汚くなるので、とにかく素早く、あまりものを考えず、ガラス窓の縁に合わせて上から下に動かしていくだけでいい。技術も特にいらない。
しかし……するとアラ不思議。ガラス面はあっという間にピカピカに仕上がる。魔法のようだが、テクノロジーの勝利だ。
一点、この方法は「家の外側のガラス窓の掃除」の場合であり、内側についてはもっと暖かい環境で、ガラス用洗剤など併用してのんびりヌクヌク行っていい。まあ同じ日に行わなくてもぜんぜん構わない。
ともあれ、とりあえず家の外側の窓ガラスだけでもこんな按配で、「やってまーす!!! 絶賛大掃除してまーす!!!」とばかりに掃除しまくってみるのも、暮れの一興ではないだろうか。
来年は、何かが変わる、かも知れない。