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ダイソーの1100円イヤホン、ちゃんと使えるの?

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
ダイソー「完全ワイヤレスイヤホン(TWS007)/クリアケースワイヤレスイヤホン」

100均でおなじみ“ダイソー”の「ワイヤレスイヤホン」は、モデルの種類もカラーバリエーションも豊富。税込1,100円の価格帯を中心に展開されており、Bluetoothイヤホンを試しに使ってみたいというときにも購入しやすい値段です。安価なのは魅力である一方、その実力はどれほどのものか気になっている人も多いのではないでしょうか。

筆者もその1人だったので、多彩なラインナップの中から「完全ワイヤレスイヤホン TWS007」をセレクトし、実際に使用してみました。

バッテリー残量がわかる! ケースにデジタルディスプレイ搭載

ダイソー「完全ワイヤレスイヤホン TWS007」は、Bluetoothでスマートフォンやタブレット、パソコンなどに接続できる、カナル型のイヤホンです。“完全ワイヤレスイヤホン”の名前の通り、左右のイヤホンを繋ぐケーブルがなく、それぞれが独立。専用のケースに収納し、充電して使用します。なお、外箱の表面には「完全ワイヤレスイヤホン」ではなく、「クリアケースワイヤレスイヤホン」と記載されているので、実店舗で探す際は注意しましょう。価格は1,100円。

外箱の表面には「クリアケースワイヤレスイヤホン」と記載されている

本機の最大の特徴は、充電ケースのバッテリー残量がデジタル数字で表示される点です。フル充電時は「100」が表示され、イヤホンに給電されると数字が徐々に減っていく仕組み。残量は1%単位でわかるので、あとどれくらい使えるかが判断しやすいです。

充電ケースのバッテリー残量がデジタル数字で表示される

LEDランプの点灯数でバッテリー残量の目安が表示されるタイプもありますが、イマイチわかりづらいのが難点。一方、本機のように数字で表示されれば、残量がひと目でわかるため、イヤホンを充電できなくて困ったという状況を回避しやすいと思います。

ちなみに、ディスプレイの数字が点滅している場合はバッテリー残量が少なくなっているので、ケースの充電が必要です。ケースの充電には、USB Type-Cケーブルを使用します。本機にケーブルは同梱しませんが、ほとんどのスマートフォンと同じType-C充電なので、手持ちのものを使えます。

ケースの充電にはUSB Type-Cケーブルを使用

本機はイヤホン単体で約8時間、ケース併用で最大20時間の連続使用が可能。バッテリーが長持ちするので、通勤・通学時の使用にもぴったりです。

イヤホン単体で約8時間、ケース併用で最大20時間の連続使用が可能

機能十分! コスパの良いサブ機として活躍

おしゃれなクリアケースに入った本機は、価格以上にも見えるのも魅力です。肝心な音質はというと、低音の迫力は控えめなものの、中高域のサウンドはクリアに聞こえます。音がこもった感じはなく、声が埋もれることもなく、全体的にバランスの良い音質という印象を受けました。

本格的なサウンドや音響を求める人は物足りなさを感じるかもしれませんが、1,100円という価格を考えると、十分に機能を果たしていると思いす。コスパが良いので、メインで使っている高級イヤホンの紛失を避けたい、家事や作業をしながら好きな音楽を楽しみたいときなどに、サブ機として使うのにうってつけです。

サブ機にうってつけ

なお、映像を見ながら本機で音を聞いていると、ほんのわずかですがリップシンクのズレがあります。筆者は、それほど強いこだわりはないため、違和感のないレベル。動画を視聴するときにも活用しています。

さらに、カナル型(耳栓型)で耳にフィットしやすく、多少体を動かしてもズレにくいのが良いと思いました。2時間以上装着していても、耳が痛くなりにくかったので、快適に使えるのもうれしいポイントです。

カナル型(耳栓型)で耳にフィットしやすい

軽く触れるだけ! タッチコントロールで操作がスムーズ

本機はタッチコントロールタイプのイヤホンです。イヤーピース背面のタッチセンサー部に軽く触れることで、楽曲の再生と停止、曲送りまたは戻し、音量の上げ下げ、電話着信時の受話や終話などの操作ができます。物理ボタンとは違って、操作が比較的スムーズにできるのがタッチコントロールの良いところ。感度も悪くなく、むしろ反応が良いので、誤操作に注意が必要です。

イヤーピース背面のタッチセンサー部

操作性も実用性も良く、サブ機として買うなら間違いなく“アリ”の本機ですが、気になる点も。

本機は、充電ケースの正面に向かって、左側に右のイヤホン、右側に左のイヤホンを収納する配置になっています。感覚的には左側に左イヤホン、右側に右イヤホンを収納したいところですが、本機の場合は収納位置が左右逆になっているため、急いでいるときは間違えてしまいそうです。ちなみに、正しい位置に戻さないとケースのフタが閉まりません。

収納位置が左右逆

このような注意点はあるものの、本機は失くしたり、汚したりしても比較的ダメージが少ない価格なので、外出用のサブ機としてもおすすめ。キャンプやアウトドアなどでも気兼ねなく使えそうです。

完全ワイヤレスイヤホンはバッテリーの寿命が短く、そもそも長期間の使用には不向きとされるアイテム。サブ機と割り切って、本機のように1,000円ほどで購入できる安価なモデルを定期的に買い替えながら使い続ける方法もアリだと思いました。

ダイソーでは、本記事で紹介した「完全ワイヤレスイヤホン TWS007」のほかにも、同じ価格帯で販売されている種類が多くあります。新しいモデルも続々と登場しているので、気になる人はぜひ店頭でチェックしてくださいね。

キャンプやアウトドアなどでも気兼ねなく使える
野本 美樹