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勉強効率爆上げ! タニタの学習タイマーがスマホの誘惑から救ってくれた
2025年6月9日 09:05
勉強は学生だけのものではなく、スキルアップやキャリアアップのため、あるいは趣味を楽しむためなど、様々な理由で社会人になってからも続けている人が多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。
勉強の際には、生産性を高めるのに有効とされている「ポモドーロテクニック」を実践しています。これは25分集中し、5分休憩を挟む時間管理法で、長時間集中するよりも疲労が少なく、集中力が持続しやすいといったメリットがあるそうです。特に忙しい社会人にとって、限られた時間を最大限に活用するための心強い味方である「ポモドーロテクニック」。実際に、時間を区切ることで、進捗状況の確認もしやすくなったと実感しています。
しかし、時間を管理しているのがスマートフォンでは、アラームを止めるたびにSNSや漫画アプリに手が伸びてしまい、集中が途切れてしまうことも。そこで、勉強中の時間管理に特化したタニタの学習タイマー「TD-433」を、しばらくの間、日々の勉強で使ってみることにしました。スマートフォンを触る機会が減れば、誘惑も自然となくなるはず……!
ダイヤルで直感操作◎ 斜め置きも地味にうれしい
タニタの学習タイマー「TD-433」はシンプルな見た目で、大人も使いやすいデザイン。インテリアにも馴染みやすく、机の上に出しっぱなしにしても違和感がありません。サイズも小さく、細長いため、ペンケースに入れて持ち運びやすいのもうれしいポイントです。
スタンドはついていませんが、本体を斜めに置けるような作りになっており、ここもお気に入りのポイントです。コンパクトなサイズ感ながら、デジタル数字の表示も大きいため、テキストから目を離さずに、ちらっとタイマーを確認するだけで残り時間がわかるので、思考が途切れず、学習に集中し続けることができます。
基本操作もシンプルで、「SET」「SKIP」の2つのボタンと、ダイヤルボタンから行ないます。時間設定はこのダイヤルボタンから行ないますが、ボタン式とは違い、設定時に時間を少しオーバーしても微調整しやすく、直感的に操作できるのも使いやすい点です。
最大5つのプリセットタイマー&割り込みタイマーで学習効率UP
プリセットタイマーは最大5つまで設定可能で、5分刻みで最大9時間55分まで設定できます。筆者はとりあえず「25分」のタイマーを1つセットして使用しています。
カウント中は特に音もなく静かなので、集中を妨げられる心配がありません。
表示が「00分00秒」になった時のお知らせは、アラーム音とLEDのどちらか好きな方を選べます。アラーム音は約0.5秒鳴り、LEDは暖色系の光が約5秒間点滅するのですが、光は視界に入っていないと見逃してしまうことが何度かあったので、自宅で勉強している筆者は、基本的にアラームを愛用しています。
しかし図書館などの静かな場所で勉強するときは、LEDの光で音が出ない方が使いやすい場面もあるでしょう。とはいえ、アラーム音も約0.5秒と短いため、周囲へ配慮しながら、確実に時間を知らせてくれます。
そして「5分」の休憩時間ですが、こちらはあらかじめ設定しておいた時間に切り替えられる「割り込みタイマー」で設定しました。この割り込みタイマーは1分刻みで最大30分00秒まで設定できます。
タイマーが「00分00秒」になるとカウントアップを始めるので、そのタイミングで「SET」ボタンを押すと、「割り込みタイマー」がスタート。「割り込みタイマー」も同様に、「00分00秒」になるとアラーム音またはLEDの光で知らせてくれます。カウントが終了したら、自動でプリセットタイマーに戻る仕様です。
勉強のお供はシンプルが一番
「TD-433」を1カ月以上使用してみましたが、狙い通り、スマートフォンをタイマーとして使用していた時よりも断然集中できていると実感しています。
今の時代、スマートフォンで何でもできてしまいますが、裏を返せば、その多機能性こそが集中を妨げる最大の要因ともなり得ます。だからこそ、「時間を計る」というただ一つの目的に特化したタイマーが、無駄な誘惑をシャットアウトし、学習や作業に深く没頭するための強力なツールになるのかもしれません。
今回レビューした筆者は大人の社会人でしたが、日々勉強を頑張る学生さんにもおすすめです。プレゼントしたら、きっと喜ばれることでしょう。日々の勉強にメリハリをつけたい社会人の方、そして集中力アップを目指す学生さんに、自信を持っておすすめします!
意外な活用法? 土鍋炊飯にも使ってみた
これは余談ですが、せっかくプリセットタイマーが5つまで設定できるのに、1つしか設定していないのはもったいないと思い、普段の土鍋炊飯にも活用してみました。我が家の土鍋炊飯は、だいたい20分浸水、15分中火にかける、20分休ませるという工程で、たまたま5分刻みだったので、「TD-433」の5分刻み設定でも問題なく使用できました。
ほかにも「20分でリビングを片付ける」「15分で洗濯物をたたむ」といったように、時間を決めて家事に取り組んだり、「この時間はスマホを触らない」と決めて、タイマーをセットするのにも使えそう……と思っています。いろんな活用法がありそうです。