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アラジンのトースターで作れるホットサンド器が一人暮らしの朝にぴったり!

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
アラジンのホットサンドメーカーを試した

ホットサンドを作りたいけれど、電源が必要なホットサンドメーカーを買うほどでもない……そんなときに頼れるのが、トースターに入れて使うタイプの製品だ。今回は、大人気のグラファイトトースターを世に出したメーカー・アラジンの「アラジン ホットサンドメーカー ATHOT01」を紹介しよう。

具材を挟んでそのままトースターへイン。忙しい朝にも使いやすい

アラジンのトースターといえば、特許技術の「遠赤グラファイト」。この技術により0.2秒で発熱するスピード感と、外はカリカリ、中はモチモチの食感を実現している。

レトロなデザインでもおなじみのアラジンのトースター。写真は「グラファイト グリル&トースター AET-GP14A」

今回紹介する同社の純正ホットサンドメーカーであるATHOT01は、グラファイトトースターに入れて使うもので、同トースターが放つ遠赤外線を十分に吸収できるよう、漆黒のカラーを採用している。直販限定製品となっており、価格は3,960円。

表面にはフッ素加工が施されているので、耐久性も高いという

使い方は、食パンの間に具材を挟み、ロックをかけてトースターに入れるだけだ。パンの耳を切る必要はない。おかげで、時間のない朝でもサッとセッティングできる。アジャスターで厚みを調整できるようになっており、6枚切りから10枚切りまで、幅広い厚みのパンに対応している。

アジャスター。上は6枚切り、下は8・10枚切りに対応する

網目の中央部の外周は小さく盛り上がっている。この部分が上下のパンの耳を強く押しつけ、圧着する仕組みだ。

ロックをかけたあとにパンの耳がプレートの外側にはみ出すことはなく、プレートが受けた熱をパン全体に行き渡らせる。

網目の外周部は内側に向かって盛り上がっている
6枚切りのパンをセッティングして挟んだ状態

5分くらい加熱して、こんがり仕上げるのがおすすめかも

付属のレシピブックによれば、加熱時間の目安は200℃で3.5〜4分。個人の好みによってこの時間は前後するが、しっかり焼きたい派の筆者としては、5分くらい入れておいてもいいように感じた。

加熱中の様子
8枚切りのパンにレタス・ハム・チーズを挟み、200度で4分加熱したホットサンド。チーズはしっかり溶けているが、焼き色は薄い

野菜など熱の通りにくい具材を多めに入れた場合は、加熱時間を長めに設定した方がいい。5分も焼いているとパンが焦げてしまうのでは? と思われる読者もいらっしゃるかもしれないが、筆者が試した限りでは、そんな不安は不要だった。

6枚切りのパンに、上と同様の具材を挟み、200度で5分加熱。4分加熱の場合に比べ焼き色は濃くなったが、レタスのシャキシャキ感は変わらず残っていた

トースターに入れて使うタイプのホットサンドメーカー全般にいえることだが、取り出すときにミトンが必要で、連続でホットサンドを作るのなら本体を冷まさなければならないという欠点がある。本品をアラジンのトースターに入れて使う場合、4枚焼きモデルかフラッグシップモデルであれば、横に2つ並べて入れられるので複数同時調理も可能だが、家族全員ぶんのホットサンドを作ろうとすると時間がかかってしまう。1〜2人暮らしの家庭に向いた製品といえるだろう。

なお、前述したとおり本品はアラジンの直販ストア・アラジンダイレクトショップ専売となっている。同社のトースターに最適化された製品なので、愛用者の方はぜひチェックしてみて欲しい。

畑野 壮太