e-bike日々徒然
欧州で登場予定のホンダe-MTBを見てきた! 日本仕様もぜひ【モビショー】
2025年10月31日 09:05
クルマだけでなく、さまざまな次世代のモビリティが展示される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー/モビショー)」。今回もプレスデーに参加しましたが、ホンダのブースにはe-MTBも展示されていました。2023年にも「Honda e-MTB Concept」が展示されていました。しかし、あくまでもコンセプトモデルということでがっかりして帰ってきたのを覚えています。
日本市場では「EveryGo e-Bike」というe-bikeのサブスクをスタートしましたが、残念ながら2024年でサービスは終了。現在は、既存の自転車を電動アシスト化・コネクテッド化する世界初のシステム「SmaChari(スマチャリ)」が展開されています。
今回のジャパンモビリティショーでも遠目からe-MTBの存在を確認できましたが、「おそらくコンセプトモデルなんだろう」と近寄ってみると……「欧州市販予定車」と書いてあります。
以前のコンセプトモデルと形状は似ているものの、ドイツ製「Brose(ブローゼ)」からシマノ製「EP8」にドライブユニットも変わっています。
「Honda e-MTB Prototype」は2026年中に欧州での発売を目指しているe-MTBです。価格は未定とのことですが、写真でも紹介する通り、(日本ではまだ展開されていない)シマノ製の最新ドライブユニット「EP8」をはじめ、各パーツを見ると、100万円超え~価格帯は想像がつきます。車体サイズは1,990×800×1,189㎜(全長×全幅×シート高)、車体重量は23㎏(Lサイズ)。バッテリー容量や後続距離などは不明ですが、欧州で発売される最先端モデルなので、日本のハイエンドモデルを超えることは想像できるでしょう。
我々もMTBパークなどで海外仕様のe-MTB試乗経験があります。海外仕様のさまざまなe-MTBを楽しむオーナーさんにも会ってきましたが、e-MTBを楽しむ人は「日本の公道」を走らないし、法律も理解して海外仕様のモデルを購入しています。いまはe-bikeに限らず、さまざまな電動モビリティが登場し、ルールを守らない一部のユーザーや法の整備が追い付かない現状、ネットでの購入などいろいろな問題があります。
そこに日本を代表する「ホンダ」ブランド本気のe-bikeが登場したら、カオスな状態も変わっていくのではないか、という期待もあります。










