e-bike日々徒然
今年もシマノバイカーズへ。レース参戦の本格派だけでなく、e-bikeや家族で楽しめる企画も充実
2023年8月24日 11:05
この夏も昨年に続き「シマノバイカーズフェスティバル2023」へ行ってきました。会場は富士見パノラマリゾート。スキー場なので猛暑を避けられるかなと思いましたが、昨年より気温も参加者も「熱い」イベントでした。全国各地からMTBライダーが集う祭典なので、e-bikeとは縁遠い感じがするかもしれません。
e-bikeでMTBやグラベルロードなどのスポーツバイクの楽しみを知った人もいると思います。私もそのひとりです。しかし、e-bikeであっても同じ自転車。レースを走るガチ勢でなくても観戦含めて楽しめる企画も多数。自分では到底できないことをさまざまな参加者が楽しんで頑張っている姿を見るだけでも、「やっぱり自転車っていいなー」と感じるのではないでしょうか。
昨年はコロナ禍で3年ぶりに開催されました。今年はイベント内容もブラッシュアップされて、コロナ禍前の参加者数になったとのこと。そして、e-bike関連のコンテンツも増えていました。現地では旅の途中に「シマノバイカーズフェスティバル2023」を知って、e-bikeのガイドツアーに参加した人もいたそうです。私も今年は実際にツアーへ参加したり、試乗に参加した方の声をより多く聞ける貴重な経験となりました。
e-MTBで参加できるレースも
新たに追加されたレース種目が「Trail Ride+」。リフトを使って繰り返しできるアップダウントレイルが用意されました。トレイルライドの楽しさを味わうためのレースで、タイム短縮を狙う本格派はもちろん、プロライダーからのアドバイスをもらってスキルアップも狙える始めたばかりの人も楽しめる内容。何度でも自由に走行可能で、最初と最後のにタイム計測が行なわれます。e-MTBでのエントリーもありましたが、実際にコースで確認することはできなかったのが残念。どのe-MTBで参戦されていたのか。来年の楽しみに取っておきます。
e-bikeで参加可能なツーリングもズラリ
2日間さまざまなツーリング企画も実施されましたが、ほぼすべてがe-bikeで参加できます。南八ヶ岳オンロード/グラベルライドではグラベルロードe-bike、トレイルのツアーではe-MTBで走ることができます。また、主催者側が車体を用意するE-MTB体験ツアー、E-スポーツバイク体験ツアーなども用意されていました。そして、今年からは新たに「Ride&Fishツアー」も追加。2日目にがっつり同行してきたので、こちらは別記事でご紹介します。
e-bike試乗コーナーも盛況
会場では最新の車体やアイテムがズラリと揃う出展社のさまざまなブースも。e-bikeブランドも特設試乗コース近くに出展。レースの合間にe-MTBを体験する人、試乗目当てで来場した人など、たくさんの人がe-bike試乗を楽しんでいました。ほかのイベントでe-bikeの試乗経験はあるものの、トレイルでは走ったことがないため、e-MTB試乗目的で来場した人もいました。パワフルなアシストでゲレンデを駆け上がって見る八ヶ岳も絶景だったでしょう。